
Paul McCartney in "Man on the Run" (Credit: Linda McCartney)
ビートルズ(The Beatles)解散後の1970年代の
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の創造的再生に焦点を当てた新しいドキュメンタリー『Man on the Run』。米ハリウッド・リポーター誌によると、Amazon MGM Studiosが配給権を獲得。一部劇場で公開された後、2026年2月25日よりAmazonプライム・ビデオで全世界240以上の国と地域で配信される予定です。本作は8月29日から開催されている<テルライド映画祭>で初上映されます。
監督はモーガン・ネヴィル。ネヴィルのトレモロ・プロダクションがMPLおよびポリグラム・エンタテインメントと共同で制作。ドキュメンタリーのエグゼクティブ・プロデューサーにポール本人も名を連ねています。
同誌によると、このドキュメンタリーは、今後1年間にわたって展開されるポール、ユニバーサル・ミュージック・グループ、アマゾンのパートナーシップの中心的な作品で、これには独占音楽コンテンツやグッズのリリース、ポール本人による解説も含まれているという。
ドキュメンタリー『Man on the Run』は、ビートルズ解散後、1971年に妻リンダと共に結成した
ウイングス(Wings)の軌跡を通じて、ポールの非凡な人生を親密に追体験させる作品と説明されています。この映画は、新しい時代を定義する新曲を創作する中で数多くの困難に直面する、ポールのソロキャリアの軌跡を描いています。
ネヴィル監督は、これまで未公開だった映像や貴重なアーカイブ資料に前例なくアクセスする機会を得て、ビートルズ後の変革期を迎えたポールの物語を、非常に繊細な視点で語っています。
モーガン・ネヴィルはこれまで、さまざまなミュージシャンのドキュメンタリーを制作してきました。2014年には、マイケル・ジャクソンやミック・ジャガー、ブルース・スプリングスティーンなどの音楽界のトップスターを陰で支えてきたバックシンガーに焦点を当てた『バックコーラスの歌姫たち』でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。