「デヴィッド・ボウイがいなくなってから世界がめちゃくちゃになったと感じないか？彼は宇宙の接着剤のような存在だった」　友人ゲイリー・オールドマン語る

デヴィッド・ボウイ（David Bowie）と俳優のゲイリー・オールドマンは良き友人でした。ハリウッド・リポーターの新しいインタビューの中で、ボウイとの絆について語っています。

「ボウイが亡くなってから10年近く経ちました。彼はあなたの良い友人でした。彼から何を得ましたか？」と尋ねられたオールドマンはこう話しています。

「船を押し出す（To push the boat out／大盤振る舞いをする、という意味も）こと。

デヴィッドはいつも言っていた。“水の中に入って足の裏に砂を感じているときは、安全で落ち着いていられる。でも、もう少し先まで進んで、足が底に届かないところまで行けば、最高の仕事ができる場所にいることになる”とね。

僕たちはよく笑った。本当にたくさん。デヴィッドはとても、とても、とても面白い人だった。僕たちは似たような境遇で、似たような地域で育った。だから、そういうつながりがあったんだよ。

彼はいつも限界を押し広げていた。彼は自分自身と音楽を何度も再発明した。彼は偉大な革新者で、新しいことに挑戦することを恐れなかったから、刺激的だった。意識的なものではないけれど、それは人に良い影響を与えた。

デイヴ……彼がいなくなってから、世界がめちゃくちゃになったと感じないか？　彼は宇宙の接着剤か何かのような存在だった。彼が亡くなったとき、すべてが崩れ去った。だから、そう、彼が本当に恋しい。時々、何かを見て笑ってしまうと、“神よ、デイヴならこれをどう思っただろう”とか“ああ、これは彼を笑わせただろうな”と思うんだ」