ニール・ヤング(Neil Young)は最新ライヴ(8月17日 カナダ・トロント)で28年ぶりに「This Note's for You」をライヴ演奏しました。
この曲は1988年のスタジオ・アルバム『This Note's for You』のタイトルトラックで、曲名は、バドワイザーの「This Bud’s For You」という広告キャンペーンを皮肉ったものです。当時、ニールの同世代のミュージシャンたちは、ビールCMなどで楽曲を使用できるライセンス契約を結び始めており、ニールはそれを不快に感じていました。ニールは「This Note’s For You」とそのミュージックビデオで、企業スポンサーシップを批判しました。ジュリアン・テンプル監督によるビデオは、当時のビールCMをパロディ化したものでした。MTVは当初このビデオを放送禁止にしましたが、後に方針を撤回しました。