
Stevie Wonder, photo by Robert Gauthier/Getty Images
スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)は英BBCのポッドキャスト『Sidetracked with Annie and Nick』の新しいインタビューの中で、引退しない理由を尋ねられて「息をしている限り、心臓が鼓動する限り、やるべきことはまだある」「心が働く限り、引退する必要なんてないんだ」と語っています。また以前から話していた新アルバム『Through The Eyes Of Wonder』を現在も制作していることも明かしています。
引退についてどう思うか尋ねられると、スティーヴィーはこう語っています。
「息をしている限り、心臓が鼓動する限り、やるべきことはまだある。
音楽を演奏するのが大好きだ。それが僕のマントラなんだ。やりたいことを全てやりつつ、楽しむことも、やるべきこともできると思う。僕の体に注がれ続ける贈り物を止めるつもりはないよ。
スーパースターでなくなったって、引退なんて考えないよ! 今やっていることが大好きなんだ。画家は絵を描くことをやめないだろう? 続けるんだ。想像できる限り、創造的でいられる。心が働く限り、引退する必要なんてないんだ」
また、自身の創作プロセスについて尋ねられたスティーヴィーは、2008年に初めて言及した『Through The Eyes Of Wonder』というタイトルの新アルバムに現在も取り組んでいると語っています。このプロジェクトについては以前、自身の盲目としての経験を反映したパフォーマンス作品として説明されていました。
「『Through the Eyes of Wonder』というプロジェクトに取り組んでいて、とても楽しみにしているんだ」
さらに未発表の楽曲があるかどうか尋ねられると、彼は冗談交じりに答えています。
「そうだね、まだリリースしていない曲がたくさんあるけど、それはあえて言わないでおこう。そのままにしておきたいんだ。僕はよくみんなに言うんだけど、僕は25歳の3倍だから、まだ若いし、人生というものに対しては、まだ赤ん坊みたいなものなんだ。やりたいことがたくさんあるし、神様が僕にやらせたいこともたくさんある」