ポール・ウェラー(Paul Weller)の新しいカヴァーアルバム『Find El Dorado』には、
ロバート・プラント(Robert Plant)が参加した「Clive's Song」が収録されています。ウェラーは以前に
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のファンではないと言っていましたが、今はどうなのでしょうか? 英Mojoの新しいインタビューの中で、プラントが参加することになった経緯と共に語っています。
Q:ロバート・プラントが参加することになった経緯を教えてください。
「“Clive's Song”を(スティーヴ)クラドックと録音していたんだけど、ブルースハープがあればいいねと思い、二人ともロバートのことを思い浮かべた。それでロバートが演奏のために来てくれて、スティーヴが“彼に歌ってもらえたら最高だね”と言ったんだ。僕はちょっと…一線を越えたくない気持ちもあった。結局、彼は快く応じてくれた。彼は本当に僕たちと同じで、音楽ファンであり、そして、ただただ素敵な人なんだ。本当に紳士で、音楽に関する知識はブルースやロックンロールだけでなく北アフリカの音楽にも精通しているんだよ」
Q:あなたはかつて、レッド・ツェッペリンのファンではないと言っていましたよね。
「そうだね。でも、ツェッペリンは頑張って聴こうとはした。好きなものもあるけど、僕には少し大げさすぎる感じがする。でも彼のソロ作品は大好きだよ。あの『Carry Fire』というアルバム――2017年だったっけ?――あれは本当に傑作だ。ブルース、フォーク、北アフリカ、中東の要素が混ざり合っている。たくさんの要素を組み合わせていて、結果的に本当に魔法のような、本当に独特でサイケデリックな作品になっているんだ」
「Clive's Song」はスコットランドの伝説的シンガーソングライター、ハミッシュ・イムラックが1971年に発表した楽曲のカヴァーです。
■「Clive's Song」のリリックビデオ