
Olivia Arias, George Harrison, Eric Idle, Terry Gilliam - July 1975. Photograph: Trinity Mirror/Mirrorpix/Alamy
ジョージ・ハリスン(George Harrison)は、1979年映画『ライフ・オブ・ブライアン』の資金繰りがままならなかった
モンティ・パイソン(Monty Python)をハンドメイド・フィルムスを設立して援助しました。パイソンのメンバーのひとり、
エリック・アイドル(Eric Idle)は、英ガーディアン紙の新しいインタビューの中で、ジョージとの友情を振り返っています。
「彼は僕の人生を変えた。僕たちはとても親しかった。僕は死の床の彼に寄り添ったが、彼は死を恐れていなかった。彼は輪廻から逃れられると考えていた。僕は言った。“生まれ変わるためなら何だってするよ”。これだけは唯一、彼とは意見が合わなかった。僕がそう言った時、彼はまだ笑っていた。
ユーモアの多くは、検閲することが無意味だ。ジョージの葬式で僕は言った。“(たばこの)マールボロに感謝したい。彼らがいなければ、あなたは今朝ここにはいなかっただろう”。大爆笑だった。本当に適切な言葉じゃないけど、でも責任者の名前を挙げるとも大切だ。人がユーモアに反応する時、考えてから笑うんじゃない。自然に笑ってしまうんだ。そして、この人は何があっても真実を語る人だと信頼し始める。
宇宙人にもユーモアのセンスはあると思う。それは自己認識に関わるからだ。あらゆる社会にはそれがあり、一部の動物にもある。一方AIは模倣しかできない。本当に独創的で驚くほど面白いことを言うことはないだろう。それが弱点だ」
Q:グレアム・チャップマン&ジョン・クリーズ、テリー・ジョーンズ&マイケル・ペイリンのコンビがいて、テリー・ギリアムが完全に変わり者だったことを考えると、執筆チームの一員ではなかったパイソンとして、初期の頃はどのような気持ちだったのでしょうか?
「僕は昼食前に話すのが好きではないので、執筆チームの一員になるのは好きではなかった。僕は朝の5時30分ごろに起き、自分の頭の中にあるものを発見するのが大好きなんだ。それを判断せず、ただ見つけて書き留めて、そして何度も書き直して、作品に仕上げていくんだよ。
難しかったのは、他のパイソンズが2対1で投票していたこと。ジョージ・ハリスンと初めて会った時、僕たちはすぐに意気投合し、一晩中話し込み、お互いのグループで同じ役割を担っていたことに気づいた。そこには2つの強力なブロックがあり、僕たちはその中間にいた。僕たちにはそれほどの力はなく、そこから多くを学んだよ。
実際、僕は長年一緒に仕事ができる人物を見つけたしね。ミュージシャンのジョン・デュ・プレは44年間にわたる素晴らしいパートナーだった。彼は僕にできないことをすべてこなし、本当に素晴らしかったよ」
Q:ジョージ・ハリスン以外の
ビートルズ(The Beatles)の他メンバーとはどんな関係でしたか?彼らも友人でしたか?
「リンゴとは今でも友人だ。ポールもいつも親切で友好的だけど、特に親しい関係ではないね」