フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)が拳を突き上げる有名な姿を3Dポスターとして再現したLEGOセットのオフィシャル・リリースを目指すキャンペーンが開始。LEGO社からの公式セット化を目指すプロジェクト「LEGO Ideas」にて行われています。
1986年のマジック・ツアーの一環としてウェンブリー・スタジアムで開催された
クイーン(Queen)のコンサートにて、イエロージャケット姿のフレディがステージ上で拳を突き上げる姿は、彼の最も記憶に残る姿のひとつとして広く知られています。
その忘れられない瞬間を称えて、LEGOセットデザイナーのTakeszが、組み立て可能な3Dポスターとしてそのシーンを再現しました。完成品のサイズは高さ65センチメートル、幅40センチメートルで、公演が開催された年とあわせて1,986ピースで構成されています。
このセットには、1986年に「Bohemian Rhapsody」を演奏するフレディのLEGOミニフィギュアも含まれています。
Takeszは「ウェンブリー公演は来年で40周年。“Bohemian Rhapsody”はちょうど50年前にリリースされました。タイミングはマジックです」とコメントしています。
「LEGO Ideas」では、デザイナや一般ユーザーがLEGOブロック製品のアイデアを提案。そのアイデアに賛同したサポーターの数によってオフィシャルLEGO化が検討される仕組みで、10,000人のサポーターを集めるとLEGO社で公式セット化が検討されます。
その後、LEGOの審査チームはコンセプト・モデルを実際に制作し、提案されているコンセプトがLEGOプロダクトの水準に満たしているのかをチェックします(レビュー・ステージ)。そして、それに成功するとオフィシャルLEGO化が決定し、価格設定や最終的なプロダクト・デザインを検討してリリースされます。
現在までのところ、サポーターは3,117人です。
■「LEGO Ideas」内 フレディ・マーキュリーLEGOページ
https://beta.ideas.lego.com/product-ideas/b2522772-c151-40c3-9489-25b98aaa7560