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ブラック・サバス最終公演 ライヴストリーミングされなかった公演の最後で本当に起きたこと

2025/07/08 11:33掲載
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Ozzy Osbourne & Geezer Butler (07.05.2025 Black Sabbath Back to the Beginning) 
Ozzy Osbourne & Geezer Butler (07.05.2025 Black Sabbath Back to the Beginning) 
ブラック・サバス(Black Sabbath)の最後のコンサート『Back To The Beginning』はライヴストリーミング配信され、500万人以上が視聴したとも言われています。しかし、配信では最後のライヴ・パフォーマンスを終えた直後のサバスのメンバーの様子が正しく撮影されておらず、その結果、他のメンバーがオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)を一人残してステージをすぐに去ったように思ったファンもいたようです。しかし、本当の最後は違いました。

サバスが「Paranoid」で最後のパフォーマンスを終えた後、ライヴストリーミングでは、スタジアムが紙吹雪に包まれたシーンから、スタジアムの屋根から花火が爆発するシーンに切り替わりました。そして、他のメンバーはステージを去り、オジーは王座に座ったまま、ステージに一人残された様子が流れました。これがストリーミングの終わりでしたが、配信視聴者は本当の最後を目撃できていませんでした。

ファンが撮影した動画では、トニー・アイオミ(Tony Iommi)がオジーの元に近づき手を握り、ギーザー・バトラー(Geezer Butler)もオジーの元に近づく様子が映っています。ギーザーはステージを一旦去りますが、その後すぐに戻り、オジーにオジーの肖像画が描かれケーキを贈りました。そして、その後、オジーは観客の歓声に浸るため、1人残りました。

ギーザーは7月7日、ソーシャルメディアで次のように説明しています。

「ストリーミングを見ていた人たちの中には、俺たちのセットが突然終わったと思った人もいると聞いた。俺たちがいきなりステージを去ったように見えたなら申し訳ない。オジーのためにケーキを取りに行ったんだ。正しいエンディングを撮影してくれたファンに乾杯!」

バトラーは、ファンが撮影した写真を共有しました。その投稿には、オジーの王座のそばで微笑むギーザーの姿が映っており、オジーは自身の顔の描かれたケーキを手に持っています。