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ジョニー・マー、ザ・スミスの再結成のために「目が飛び出るほどの金額」を最近提示されたが断ったことを認める

2025/06/20 10:44掲載
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The Smiths
The Smiths
ジョニー・マー(Johnny Marr)ザ・スミス(The Smiths)の再結成のために「目が飛び出るほどの金額」を最近提示されたことを認め、その提案を断ったことを明かし、その決断を後悔していないと語っています。

マーは、元サッカー選手で、元イングランド代表のガリー・ネヴィルがホストを務めるポッドキャスト『The Overlap』に出演し、ザ・スミス時代を振り返っています。

マーはザ・スミスを「当時、世界最高のバンド」と評価しつつも、「素晴らしい時間を過ごしていた...そうでなくなるまでは」と付け加えています。

マーは「僕は不幸になった」と続け、ザ・スミスから脱退を決意したことを振り返っています。

「ひどい状況だった。本当に耐え難い状況だった。感情的な決断ではあったが、衝動的な決断でもなかった。かなり長い間考えた末のことで、本当に心が張り裂ける思いだった。決してキャリアを考えての決断ではなかった」

マーはさらに、自分の決断を全く後悔していないと語り、61歳になった今、当時の選択を振り返って「勇気ある行動だった」と振り返り、「大変だった、間違いなく大変だった」と付け加えています。

ネヴィルは、他のバンドが再結成して「莫大な利益を稼いでいる」という話しを持ち出し、なぜマーがザ・スミスの再結成オファーをすべて断ったのかと質問しました。

「実は最近、本当にオファーがあったんだ。でも断った。僕はバカじゃない。ただ、雰囲気が合わないと思ったんだよ。悪い感じがした。目が飛び出るような金額だったけど、今やっていることが本当に気に入っているか、断るのは楽だった。今の自分が気に入っている。まだ自分の技術を磨く必要があるし、今までで最高の曲を書きたいと思っている」

モリッシー(Morrissey)は2024年夏、「ザ・スミスの再結成のオファーを受け、自分はイエスと答えたが、ジョニー・マーは無視した」と主張していました。その後、マーは「オファーを無視したのではなく、ノーと言っただけ」と反論していました。