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シン・リジィの長年失われたと思われていた54年前のBBCスタジオ・セッション音源発掘 YouTubeで公開

2025/06/11 13:05掲載
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Phil Lynott
Phil Lynott
シン・リジィ(Thin Lizzy)の長年失われたと思われていた54年前のBBCスタジオ・セッションの音源を発掘。既発の『The Peel Sessions』やボックスセット『Thin Lizzy At The BBC』には収録されていない貴重なパフォーマンス音源がYouTubeで公開されています。

英BBCの名物DJだったジョン・ピールはシン・リジィの初期から熱心な支援者で、自身の番組に何度も招いていました。シン・リジィは1971年から1977年にかけてジョン・ピールのBBC番組で11回のスタジオ・セッションを録音しました。

その多くの録音は1994年にリリースされたアルバム『The Peel Sessions』や2011年にリリースされたボックスセット『Thin Lizzy At The BBC』に収録されていますが、オリジナルテープが発見されていないため、未収録のセッションもあります。

その一つが1971年10月12日にBBC's Maida Vale Studios 4で録音したセッションです。これは同年11月3日にBBC Radio 1のジョン・ピールの番組『Top Gear』で初放送されました。

今回、新たに発見されたオープンリールテープにこのセッションの音源が収録されていることが分かり、YouTubeチャンネルのRob Fで公開されています。

収録されているのは全4曲。1971年に発売されたシン・リジィのデビューアルバムに収録されている「Clifton Grange Hotel」と「Ray-Gun」、そして、同年にシングルとして発売された「Dublin」、さらに1972年に発売されたセカンドアルバム『Shades Of A Blue Orphanage』に収録される「The Rise And Dear Dear Death Of The Funky Nomadic Tribes」です。