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ブラック・サバス最後のコンサート オジー「何が何でもステージに立つ。言えるのは、ライヴに備えて120%の力を注いでいるってことだけだ」

2025/05/29 11:04掲載
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Black Sabbath - Back To The Beginning
Black Sabbath - Back To The Beginning
ブラック・サバス(Black Sabbath)のオリジナル・ラインナップが再結集するオリジナル・メンバーによる最後のコンサート『Back To The Beginning』。オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)はSiriusXMの自身の番組『Ozzy Speaks』の最新エピソードで、公演の意義や自身の健康状態について語っています。

オジーはフルセットのライヴを最後にやったのは2018年です。

「この7年…6年半…7年間、肉体的な仕事は一切していない。何が何でも、ヴィラ・パークのステージに立つよ。正常に戻るのを助けてくれているトレーナーがいる。大変だけど、彼は俺ならできると確信している。俺は全力を尽くしているんだ。

(朝起きてそればかり考えて、ストレスを感じているのか?)

時々はあるけど、もし常にそれに囚われていたら、金曜日には正気を失っているだろう。だから、一日一日を大切にしている。一日一日をね。(強迫性障害の)話だけど、何にせよ、俺はそれがひどいんだ。

言えるのは、ライヴに備えて120%の力を注いでいるってことだけだ。神様がライヴをやるように望んでいれば、俺はやるさ」

最後のコンサート『Back To The Beginning』は7月5日に英バーミンガムのヴィラ・パークで開催されます。オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)トニー・アイオミ(Tony Iommi)ギーザー・バトラー(Geezer Butler)ビル・ワード(Bill Ward)のオリジナル・ラインナップの共演は約20年ぶりです。

このコンサートには多数のバンド/アーティストがサポートを務めます。

「みんな、俺たちが長年影響を与えてきた人々だ。

オズフェストをやっていたとき、バンドたちが来て“サバスには本当に影響を受けた”と言っていたが、俺は“ただ、そう言っているだけだろう”と思っていた。俺は他人の称賛には非常に自己批判的だから…“ああ、そうか、今なら受け入れるよ”。俺はこういう奴だ。(でも)受け入れるのは苦手だ。

(息子の) ジャックは俺にこう言うんだ。“もう十分やった”と。でも俺は“いや、まだだ。もっと音楽を作りたい”と答えた。

(司会者がオジーとブラック・サバスがロック界に与えた影響を称賛すると)

あるニュース番組で、男が語っていた。“あなたと、あなたのソロ作品と、サバスは、僕の人生のサウンドトラックだった”と。俺は“本当に?”と思った。ビートルズ… ポール・マッカートニーに会った時、俺は(うれしくて)死にそうになった。俺がその話をしていたら、一人の少年が“あなたと会った時の僕の経験と同じだ”と言ったんだよ」