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英国の小規模ライヴ会場を称える新ドキュメンタリー映画制作中 デフ・レパードのジョー・エリオット出演のトレーラー映像あり

2025/05/26 21:40掲載
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イギリス各地の地域に根付いた小規模コンサート会場とそこで演奏するアーティストたちに焦点を当てた、英国の新しいドキュメンタリー映画『Live is Life』が制作中。小規模会場への支援金を集めるためのコンサートを開催したこともあるデフ・レパード(Def Leppard)ジョー・エリオット(Joe Elliott)も出演しているティーザートレーラー映像が公開されています。

本作は2026年4月に英国でプレミア上映され、その2ヶ月後に一般公開される予定。

『Live Is Life』は、イギリス各地の小規模コンサート会場を巡る旅を描きながら、アメリカ、カナダ、オーストラリアの音楽シーンも取り上げています。

作品の説明文には次のように書かれています。

「『Live is Life』は、草の根のライヴ・ミュージックの魂を掘り下げる、観る人の心に強く訴えるドキュメンタリー映画です。音楽を生かし続けるために奮闘する、小規模コンサート会場のオーナー、アーティスト、スタッフの献身と不屈の精神を目の当たりにするでしょう。舞台裏のストーリー、ライヴ・パフォーマンスの映像、著名ミュージシャンやマルチ・プラチナ・アルバムを生んだ伝説的アーティスト、音楽メディアからの心温まる支援をフィーチャーしています」

デフ・レパードは2023年5月、故郷のシェフィールドにあるザ・レッドミルで、この問題を抱える会場を支援するためのチャリティーコンサートを行いました。

トレーラーの中でエリオットはこう語っています。

「デフ・レパードはスタジアムやアリーナ、市庁舎で生まれたバンドではない。俺たちの物語は、俺たちよりも前に登場した多くの偉大なバンドたちと同じように、全国各地の小さな会場から始まったんだ。こうした会場を支援することで、ライヴ・ミュージックの未来を守ることができる」

2026年6月に『Live is Life』が一般公開されると、ストリーミング売上による収益の50%が小規模コンサート会場の業界を支援するために寄付されます。つまり、独立系の会場、プロモーター、アーティストたちに直接寄付されます。

また『Live is Life』では現在、プリプロダクション、マーケティング、制作のための資金を集めるためにクラウドファンディングが開始されています。寄付をした人には、さまざまな特典も用意されています。



■映画『Live is Life』 クラウドファンディング・ページ
https://www.indiegogo.com/projects/live-is-life-stage-one-the-world-is-listening#/