「レディー・ガガとブルーノ・マーズの“Die With a Smile”は、大衆消費向けに書かれた曲かもしれない。俺自身は商売気はないが、それでも企業の理念が嫌いというわけではない。俺はレディー・ガガがずっと大好きだ。彼女の歌い方が本当に好き。とても素晴らしいと思うよ」
■なぜか歌詞を全部知っている曲
「ドアーズの“The Spy”と“Waiting for the Sun”が頭から離れない。どちらも普通のロックンロールとは異なる要素の完璧な調和と可能性を兼ね備えているように見える。間違いなく素晴らしいバンドだ」
■俺の人生を変えた曲
「キャプテン・ビーフハート&ヒズ・マジック・バンドの“Moonlight on Vermont”を初めて聴いたとき、信じられないほど馬鹿げた曲だと思った。でも、キャプテンが♪Gimme dat ole time religion~と歌い始めた瞬間にハッとさせられた。そのユーモアを感じると同時に、音楽はそんなに厳格なスタンザ(詩節)やヴァース(Aメロ)、コーラス(サビ)で捉えるべきではないという巧妙さにも気づいた。これは音楽に対する俺の考え方を完全に変えた、素晴らしい解体作品だよ」