メタリカ(Metallica)の
カーク・ハメット(Kirk Hammett)は「YouTubeでたくさんのプレイヤーを見て、本当に感心している。世の中には素晴らしいプレイヤーがいる。俺は、もっと上手く弾けるはずだ。若いギタリストたちを見ていると“どこで道を間違えたんだろう?”って思うよ。ハハハ!」と語っています。
英Metal Hammer誌の新しいインタビューの中で、こう語っています。
「YouTubeでたくさんのプレイヤーを見て、本当に感心しているんだ。
世の中には素晴らしいプレイヤーがいる。俺は首を振りながら“なぜ彼らはそれを仕事にしていないんだ? なぜレコーディングしていないんだ?”と思うこともある。でも、もしかしたら、できない事情あるのかもしれないとも思う。仕事や家族、離れることができない何かがあるのかもしれない」
ハメットは自身のスキルに目を向け、こう続けています。
「俺は、もっと上手く弾けるはずだ。若いギタリストたちを見ていると、“どこで道を間違えたんだろう?”って思うよ。ハハハ!」
彼は続けて、自分の演奏へのアプローチは音楽理論よりもフィーリングに基づいていると説明しています。
「その中で自分がどこにいるのか、客観的にも主観的にも判断するのは難しい。ただ、自分のやり方で演奏するのが好きだってことは分かっている。勇気を持って演奏し続ければ、誰かがそれに共感してくれるはずだ。
見せびらかしたり、自己陶酔に浸って“ほら、この3オクターブのアルペジオをタッピングで弾いてるんだぜ”なんてやる必要はない。そんなことはどうでもいい! 俺の演奏スタイルは派手で、ずっとそうだった。部屋で一人で弾いていた時からね」