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フィリップ・グラスとマイケル・ナイマン 映画音楽をたたえる『ワールド・サウンドトラック・アワード』の生涯功労賞を受賞

2025/05/01 11:40掲載
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Philip Glass & Michael Nyman
Philip Glass & Michael Nyman
過去には坂本龍一も受賞した、映画音楽をたたえる『ワールド・サウンドトラック・アワード』の生涯功労賞(ライフタイム・アチーブメント)。2025年度は、フィリップ・グラス(Philip Glass)マイケル・ナイマン(Michael Nyman)が受賞することになりました。2人は、10月にベルギーで開催される『ヘント国際映画祭』にて行われる映画音楽コンサート『Minimalism in Motion: Glass, Nyman and Beyond』にて表彰されます。

フィリップ・グラスはオペラや交響曲での作品でも知られていますが、多くの映画音楽を書いています。マーティン・スコセッシ監督作『クンドゥン』、スティーブン・ダルドリー監督作『めぐりあう時間たち』、リチャード・エアー監督作『あるスキャンダルの覚え書き』のオリジナルスコアでアカデミー賞に3度ノミネートされています。

マイケル・ナイマンもオペラや室内楽作品などでも知られていますが、多くの映画音楽を書いています。ジェーン・カンピオン監督作『ピアノ・レッスン』、アンドリュー・ニコル監督作『ガタカ』、ニール・ジョーダン監督作『ことの終わり』でグローブ賞最優秀オリジナルスコア賞に3度ノミネートされています。中でも『ピアノ・レッスン』のサウンドトラック・アルバムは、1994年にビルボード200で41位を記録し、ゴールドディスクを獲得しました。