デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の娘
レクシー・ジョーンズ(Lexi Jones/Alexandria Zahra Jones/24歳)は先日、デビュー・アルバム『Xandri』をリリースしました。レクシーは新たに、偉大な父を持つがゆえの期待という重圧について自身の心境をつづった詩を発表しています。
「私は伝説の娘。でも、私はその名前だけの存在じゃない。周りは血筋を見て、その音を聴くけれど、私自身を見てはくれない、同じようには感じてくれない。
みんな私を彼の偉大さと比較する。まるで私が彼の光に到達するはずであるかのように。でも、私はすでに成し遂げられたことを追い求めるためにいるんじゃない。自分がしていることを愛することで、私はすでに勝利を手にしている気分になる。
私の作るものを好む人もいれば、私の振る舞いを嘲笑う人もいる。それでも、周りは私に彼のあとを継ぐことを期待している。でも、それは本当の私じゃない。
私はコピーでも影でもない。あなたと同じように、まごつている、ただの女の子なのよ。自分には特に得意なことなんてないと思ってた。何かを追いかける価値があるなんて、考えたこともなかった。
みんなに愛され、称賛されるような人になろうとしてるんじゃない。自分自身のリズムを作り、ありのままの自分をさらけ出している。
絶望を常に感じて、しまいには“もうどうでもいい”ってなることがどんなものなのか、そして周りと比較されることがどんな気持ちなのか、誰にも分かりっこない。
でも、私は進み続ける、自分らしくあり続ける。たとえ世界が喜ばせるのが難しくても。父のあとを継ごうとしているんじゃない。ただ自分自身の安らぎを見つけようとしているだけなの」
アルバムはYouTubeほかで聴けます。