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『2001年宇宙の旅』が与えた影響を探る新ドキュメンタリー『Monolith』 キューブリックの遺産管理団体の協力のもとで制作 2026年公開

2025/04/13 20:59掲載
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2001年宇宙の旅 (c)Turner Entertainment Company
2001年宇宙の旅 (c)Turner Entertainment Company
スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)が壮大な映像と音楽で描いた映画史に残る不朽の名作『2001年宇宙の旅』。このSF映画の金字塔が与えた影響を探る新作ドキュメンタリー『Monolith』が、キューブリックの遺産管理団体(エステート)やスタンリー・キューブリック・フィルム・アーカイブの協力のもとで制作されます。

2026年の公開が予定されているこのドキュメンタリー映画は、4月から制作が開始されます。監督は、高い評価を受けた、マーロン・ブランドをテーマにしたドキュメンタリー映画『マーロン・ブランドの肉声』の監督スティーヴン・ライリーが務めます。

『Monolith』のプロデューサーには、レオナルド・ディカプリオやフェニックス・ピクチャーズのマイク・メダヴォイなども含まれています。

スティーヴン・ライリーは声明でこう述べています。

「『2001年』は究極のツァイトガイスト(時代精神/その時代を特色づける思想や気分)映画。最近、映画監督たちによって史上最高の映画に選ばれたが、それには十分な理由がある。この映画は、私たちが今日直面している劇的な技術的・社会的変化を予測し、語っているのです」

プレスリリースには、こう記されています

「『Monolith』は、スタンリー・キューブリック、アーサー・C・クラーク、そして彼らの協力者たちのパートナーシップから生まれた画期的なアイデアを深く掘り下げています。その多くは現代の時代を形作るものとなりました。

このドキュメンタリーでは、これまで公開されたことのないキューブリックとクラークの個人的な手紙や物語が紹介され、また、この映画からインスピレーションを得て、今日の私たちの世界を作り上げた、さまざまな分野の現代のビジョナリー(先見の明のある人)や変革者たちの洞察に満ちたインタビューも紹介されます」