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マイク・ポートノイ、ドリーム・シアターにとってメタルな側面がいかに重要なのかを語る「バンドのメタルな側面の重要性が見過ごされがちだと思う」

2025/04/11 19:54掲載
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Dream Theater - 2024
Dream Theater - 2024
ドリーム・シアター(Dream Theater)マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)は「ドリーム・シアターのメタルな側面、その重要性が見過ごされがちだと思う」と語り、「正直に言って、バンドの成功の大きな要因であると思っている」とも語り、ドリーム・シアターにとってメタルな側面がいかに重要なのかを、Banger TVの新しいインタビューの中で語っています。

インタビュアーがドリーム・シアターの最新アルバム『Parasomnia』がドリーム・シアターの作品の中でも特にヘヴィなアルバムの一つであると指摘すると、ポートノイも同意して、こう話しています。

「そうだね、ドリーム・シアターのメタルな側面、その重要性が見過ごされがちだと思うんだ。特にこのバンドには俺がいるわけだし。

本当に重要な側面なんだ。常にそうだった。最初のアルバムの最初の曲“A Fortune In Lies”を聴いてみてよ。最初からスラッシュ、ダブル・ベース・ドラム、スラッシュビートをやっているんだよ。その後も“The Glass Prison”や“Panic Attack”、“A Nightmare To Remember”とか、そういう曲は常にあった。それはバンドのサウンドの大きな部分を占めてきたし、正直に言って、バンドの成功の大きな要因であると思っているよ。

多くのプログレ・バンドやプログレ・メタル・バンドは、今もアンダーグラウンド的な存在で、小規模なライヴしかできなかったり、あるいは、メタルの要素を取り入れていないせいか、アルバムがあまり売れていないバンドもたくさんある。

メタルの要素が俺たちのサウンドの中で非常に大きな部分を占めているという事実こそが、ドリーム・シアターを、チケットの売り上げやアルバムの売り上げという点で、プログレ界のトップに押し上げているんだと思っている。メタルの要素がそれを実現しているんだ。AftershockやLouder Than Life、Hellfest、Graspop(Metal Meeting)のような大きなメタルフェスに出演できたこと、プログレ・メタル・バンドとしてそのようなライヴを成功させたという事実は、そのメタルな側面を雄弁に物語っているよね。

『Parasomnia』を制作していた時、俺たちはごく自然にそちらの方向に向った。おそらく、睡眠障害や悪夢といったダークなテーマが、俺たちをそちらへ引き寄せたのかもしれない。

でもまあ、誰かにアルバム『Parasomnia』を説明するとしたら、『Train Of Thought』のダークさやヘヴィさに、『[Metropolis Pt. 2:] Scenes From A Memory』の映画的なアプローチを組み合わせた感じかな、と説明するだろうね」