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ニール・ヤング、トランプ大統領を批判したことで米国への再入国が拒否されることを懸念 「言論の自由を覚えていますか?」

2025/04/02 11:53掲載
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Neil Young
Neil Young
ニール・ヤング(Neil Young)は、ドナルド・トランプ米大統領の批判を口にすることで深刻な結果を招くのではないかと危惧していると長文の声明で表明。自身についてはヨーロッパ・ツアーを終えた後、米国への再入国が拒否される可能性があると考えており、人々に「言論の自由を覚えていますか?」と問いかけています。

以下、Neil Young Archivesの投稿より

「私がドナルド・J・トランプについて語れば、私はアメリカに戻った際に、入国を拒否されたり、刑務所に入れられてセメントの床でアルミの毛布にくるまって眠ることになる一人になるかもしれない。

今、そのようなことが常に起こっている。各国はアメリカに戻る人々に対して新たなアドバイスをしている...もし私がヨーロッパから戻ってきて入国を拒否され、アメリカツアーができなくなれば、チケットを買った人々は誰も私のコンサートに来ることができなくなる。

トランプや彼の政権について何か悪いことを言ったら、カナダ人なら米国への再入国を拒否されるかもしれない。私のように二重国籍の人はどうでしょうか?それは誰にもわかりません。私たちは皆、一緒にそれを知ることになるでしょう。

私がドナルド・トランプをこの国の歴史上最悪の大統領だと思っているという事実が、私が戻ってくるのを妨げるのであれば、それは自由とは何なのかを物語っているのではないでしょうか? 私はアメリカとアメリカの人々、そしてその音楽や文化を愛しています。

言論の自由を覚えていますか?

米国政府の最近の行動によって、自分の意見を自由に発言する人たちは、存在しないトランプ法によって脆弱になっているよう思える。もしあなたがトランプではなく、カマラ・ハリスに投票したのであれば、刑務所に入れられたり、拘留されたり、何らかの形で処罰されたりする可能性があるように思える。一体何に対する忠誠を示さなかったからなのか? それはどれほど卑怯なことだろうか? トランプの考えに同意しない人は立ち向かうことができないのだろうか? 1か月は30日あることを忘れないでほしい。

“万民のための自由と正義を備えた、分割できない一つの国”(※アメリカ合衆国への忠誠の誓い「ベラミーの誓い」に含まれる文言)。これを覚えていますか?私は覚えています」