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『ボヘミアン・ラプソディ』でネタになっていたテイラー作「I'm in Love with My Car」 テイラーとメイはこの曲に対するバンドの反応を回想

2025/03/28 18:06掲載
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Queen
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映画『ボヘミアン・ラプソディ』にて、ブライアン・メイ(Brian May)やジョン・ディーコンが歌詞の内容についてロジャー・テイラー(Roger Taylor)をからかっていた、テイラー作詞・作曲のクイーン(Queen)の楽曲「I'm in Love with My Car」。ロジャー・テイラー本人とブライアン・メイ本人は英MOJO誌の最近のインタビューの中で、この曲に対するバンドの反応について振り返っています。

テイラー:
「ブライアンは“冗談だろ?”って感じだった。僕は“日曜の朝に車を洗っている人たちを見てごらんよ。みんな自分の車にすごく愛情を注いでる。たぶん、奥さんよりも車を愛してるんだよ”と言ったんだ。歌詞としてはアリだと思うし、明らかに、ちょっと皮肉っぽいところもある。車と女の子、それ以外に何がある?」

映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、この曲がジョークのネタになっています。グウィリム・リー演じるブライアン・メイがドラマーの軽薄な自己愛的な曲が、数百万枚を売り上げた大ヒット曲「Bohemian Rhapsody」のB面になったことに不満を漏らしています。

メイ:
「その通りだったよ(笑)。“I’m in Love With My Car”が“Bohemian Rhapsody”と同じくらい稼いでいることの不公平さは認識していた。それはバンドにとって本当に厄介な問題だったけど、うまく乗り越えられてよかった。ユーモアのセンスが僕たちを救ってくれたんだと思う。僕自身がそれを乗り越えるのにどれくらいかかったと思う? かなり時間がかかったよ」

テイラー:
「彼は僕を許していないよ。それについては、笑い話としてずっと話題にしてきた」

映画『ボヘミアン・ラプソディ』にて、ブライアン・メイはロジャー・テイラーに車の最もセクシーな部分は何かと尋ねています。英MOJOはテイラー本人にも同じ質問をしています。

テイラー:
「ラジエーターグリル(フロントグリル/自動車のエンジンルームの前面に取り付けられた通風口)だね」