HOME > ニュース >

ミック・ジャガー アカデミー賞授賞式にサプライズで登場 ボブ・ディランの代役でプレゼンターを務めたとジョークを飛ばして会場を沸かせる

2025/03/03 13:48掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Mick Jagger (Image credit: Matthew J. Lee/The Boston Globe - Getty)
Mick Jagger (Image credit: Matthew J. Lee/The Boston Globe - Getty)
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)ミック・ジャガー(Mick Jagger)が第97回アカデミー賞授賞式にサプライズで登場。アカデミー歌曲賞のプレゼンターを務め、「プロデューサーたちは本当はボブ・ディラン(Bob Dylan)にプレゼンターをやってほしかったんだ」とジョークを飛ばして会場を沸かせました。

ミックはこう発言しています。

「皆さん、こんばんは。ありがとう、ご親切に、どうも。この賞のプレゼンターに招待してくれて、とても光栄だよ。喜んで引き受けたけど、僕が第一候補ではなかったんだ。プロデューサーたちは本当はボブ・ディランにやってほしかった。でも、ボブ・ディランは断った。今年の映画で最高の曲は『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』にあったからと言っていたからね(笑)」

『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』はボブ・ディランの人生に基づいた映画で、作品賞、監督賞、主演男優賞など8部門にノミネートされていますが、アカデミー歌曲賞にはノミネートされていません。つまり、ミックの完全なるジョークです。

ミックはこう続けています。

「ボブは“もっと若い奴を探すべきだ”と言ったので、“わかりました!僕は若い!十分若い!やるよ!”と答えたんだ。だから、僕は今ここにいるんだ」

ちなみに、ボブ・ディランは83歳、ミック・ジャガーは81歳。

アカデミー歌曲賞は『エミリア・ペレス』(ジャック・オーディアール監督)の「El Mal」が受賞しました。