
Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)の
ケリー・キング(Kerry King)によると、
パンテラ(Pantera)の
ダイムバッグ・ダレル(Dimebag Darrell)と
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)の3人でバンドを組む話が出たことがあったという。またダレルの悲劇的な死の直前、キングはダレルと具体的なコラボレーションについて話したことがあったという。スコット・リップスのインタビューの中で語っています。
キングはダレルとの友情について頻繁に語っていたため、ダレル、ワイルドの3人でバンドを組む話が出たことはあるのかと尋ねられ、こう話しています。
「それぞれ別々の機会に話していた。俺とダイムはそれについて話したことがある。ダイムとザックもその話をしてたと思う。ザックと俺はそのことについて話したことはないけど、いつもそのことは3人の頭にはあった。俺たちは仲が良かったからね。今でもザックとは仲が良いよ」
ダレルの悲劇的な死の直前、キングはダレルと具体的なコラボレーションについて話したことを思い出しています。それはパット・トラヴァースの「Snortin'Whiskey」を、キングとダレルのヴォーカルでカヴァーするというものでした。
「ダメージプランがリリースされたときにダイムに電話したんだけど、俺が“この曲をやりたい”と言ったんだ。彼は“どんな曲?”と尋ねたので、俺は“Snortin'Whiskey。君と俺で歌うんだ”と答えたんだよ。
すると彼は“いいね。何に使うの?”と尋ねたので、“わからない。とにかく、俺たちがやれば、それを欲しがる奴はいるだろう”と答えた。それで、彼はスケジュールに合わせようとして、あらゆる種類の取材をこなしていた。俺は“大丈夫だ。急ぐ必要はない。時間はある”と言ったんだけど、そのツアーの最中に彼は亡くなった。俺はひどく落ち込んだ。結局、レコーディングはできなかったけど、彼は乗り気だったし、実現していたら、いい時間になっていただろうね」