ドリーム・シアターのマイク・ポートノイ、初めて聴くテイラー・スウィフト「Shake It Off」に合わせて即興でドラム演奏　映像が話題に

ドリーム・シアター（Dream Theater）のドラマー、マイク・ポートノイ（Mike Portnoy）は、一度も聴いたことがない曲を、ドラム・パートのない音源で初めて聴きながら、それに合わせて即興でドラム演奏することにチャレンジ。曲はテイラー・スウィフト（Taylor Swift）の「Shake It Off」。Spotifyで30億回以上再生されている曲ですが、ポップ曲は普段聴かないポートノイは、この曲を聴いたことがないと主張しています。チャレンジ映像が公開されています。

これは、ドラマーのオンライン・レッスン・サービスで知られるDrumeoによる企画。

ポートノイはまず、事前に1回も聴くことなく、すぐにドラム・パートの演奏に挑戦しています。

最初の演奏を終えた後、ポートノイは「これは人気がある曲なのか？」と尋ねます。Spotifyで30億回以上再生されている曲だと知らされますが、彼はそれでも聴いたことがないと答え、「まるで日本のディズニーランドか何かで流れていそうな曲だ」と話しています。

Drumeoのスタッフは続いて、ポートノイに曲を覚えるように依頼。ポートノイはドラム譜を作るのに苦労し、「（最初にやった）即興でやったものを上回ることはできないと思う」と説明。キーの変化がなく、歌詞やコーラス、ラップが次々と押し寄せるこの曲を嘆いています。

「わけがわからないから、ジャムるしかないね」とポートノイは述べ、即興のドラムパートを加えて最後の挑戦を行っています。

2回目の演奏を終えた後、ポートノイは、この曲の正体を告げられました。

「なんてこった、テイラー・スウィフトなのか？世界で最も有名なアーティストだ！　世界で最も有名なアーティストなのに、彼女の曲を1曲も知らない。うちの娘はこれを聴いてきっと大喜びだろうな。

テイラー、本当にごめんよ。君の曲を台無しにしちまった！　今すぐにでも君と一緒に演奏したいと思っているよ。こんなことは絶対にしないから（笑）」