Debbie Harry in London in May 2024. Photo: Shane Anthony Sinclair/Getty
ブロンディ(Blondie)のフロントウーマンである
デボラ・ハリー(Deborah Harry / Debbie Harry)は今年、7月1日に80歳を迎えます。英The Times紙の新しいインタビューの中で、年齢を重ねることのプラス面とマイナス面について語っています。
「私は、毎分毎秒、“ああ、もうすぐ80歳になるんだ”なんて考えながら歩いているわけではないけれど、でも、まあ、(気持ちは)そんな感じかしら。私の母はいつも頭の中で自分は25歳だと言っていた。私も同じよ」
「いつも(加齢について)考えていると、それが自分を傷つける可能能性がある」と話す彼女は「若い頃の自分と同じような人生は望んでいない」と付け加え、すでに「それを経験している」からだと説明しています。
「それが年齢を重ねることの素晴らしさよ。それがどういうことか、あなたは知っているはずよ。心と魂、そして記憶の中にそれがある。ひょっとして、言い訳のように聞こえるかしら? 毎晩パーティーに出かけなければならないのかしらね?
年齢を重ねることの悪い点のひとつは、みんなもうこの世にいないことね。
1980年代、あるいは1990年代に(伝説的ナイトクラブ)CBGBのギャラリーでイベントがあった。会場を回ってみたら、写真に写っていたミュージシャンの50パーセントがもういなかった。何年も前のことよ」