ニール・ヤング(Neil Young)は「グラストンベリーは今や企業支配下にあり、私が覚えているようなものではなくなっているようだ」と述べ、フェスティバルの放送パートナーであるBBCの干渉を理由に、2025年のグラストンベリー・フェスティバルへの出演を取りやめたことを発表しています。
Neil Young Archivesのウェブサイトに投稿したヤングは次のように述べています。
「(彼の新しいバンド)クローム・ハーツと私はグラストンベリーで演奏することを楽しみにしていました。グラストンベリーは、お気に入りの屋外ライヴの一つです。私たちは、BBCがグラストンベリーのパートナーになり、興味のない多くのことを行うように求められたと聞きました。
グラストンベリーは今や企業支配下にあり、私が覚えているようなものではなくなっているようです。前回は私たちを見に来てくれてありがとう! 今回は企業化が興味を失わせるので、グラストンベリーには出演しません。以前とは違って、今は私の好みではない。ツアーの他の会場でお会いできることを願っています」
グラストンベリーとBBCの提携は新しいものではなく、BBCは1997年からこのイベントの公式放送パートナーであり、長年にわたり、さまざまなテレビやラジオのチャンネルを通じて、音楽フェスティバルの一部を放送してきました。
ヤングは2009年に一度グラストンベリーでプレーしたことがあり、ピラミッド・ステージのヘッドライナーを務めました。このパフォーマンスはBBCで放送されました。
【update:2025/01/04 00:25】
ニール・ヤングは先日、今年のグラストンベリー・フェスティバルへの出演を辞退したと発表しましたが、それを早くも撤回。出演が正式に決定しています。不参加の表明は「受け取った情報の誤り」が原因だと説明しています。
以下、Neil Young Archivesのウェブサイトより
「受け取った情報に誤りがあったため、私はいつも愛してやまないグラストンベリー・フェスティバルへの出演を見合わせることにしました。幸いにも、フェスティバルは再び私たちのスケジュールに加わりました。出演を楽しみにしています! 会場でお会いできることを楽しみにしています」
またグラストンベリーの主催者エミリー・イーヴィスはSNSに次のように書き込んでいます。
「なんと素晴らしい年の始まりでしょう!ニール・ヤングはグラストンベリーにとって非常に思い入れのあるアーティストです。彼は独自のやり方で物事を進めており、それが私たちが彼のことを大好きな理由です。6月に彼を再びピラミッド(ステージ)のヘッドライナーとして迎えるのが待ちきれません」