モリッシー(Morrissey)は今夏、「ザ・スミスの再結成のオファーを受け、自分はイエスと答えたが、ジョニー・マーは無視した」と主張しました。その後、
ジョニー・マー(Johnny Marr)は「オファーを無視したのではなく、ノーと言っただけ」と釈明しました。モリッシーはMediumで珍しくインタビューに応じ、そもそもなぜ
ザ・スミス(The Smiths)の再結成のオファーに興味を持ったのかを語っています。
「それができる最後の機会だと思ったから同意した。僕たちは皆、年を取り始めている。一生のように感じられるほど長い間、僕らの音楽を聴いてくれた人たちに感謝の気持ちを表すには、このツアーがよい方法だと思った。マーに特別な思い入れがあったからではない。まったくない」
ジョニー・マーについてどう思うかと聞かれると、モリッシーはこう答えています。
「僕には、彼は1980年代の頃と同じように不安で恐れを抱いているように見える。彼は孤立した状態でザ・スミスの門番や管理者のふりをすることで、より多くのメディアの称賛を得ている。隅っこに座って僕について文句を言っている限り、彼の地位は再結成の際には消え去ってしまうだろう。彼は僕をまったく受け入れられないと主張しているが、ステージに上がるたびに僕の歌詞、ヴォーカルのメロディ、曲名を歌っている。これは偽善なのか、それとも自己欺瞞なのか? 彼は人々にモリッシーかマーか、どちらかを選ばせるようなことをしてきた。彼の罵詈雑言にはもううんざりだ。僕は30年以上も黙って耐えてきた」
モリッシーは、ザ・スミスでのレガシーを誇りに思っているが、彼を輝かせ、今も興奮させ続けているのは35年間のソロ・キャリアであると主張しています。
「僕に関して言えば、残された時間はもう限られているけれど、マーの関与なしに築き上げた音楽キャリアを心から愛している。音楽は本当に人々を結びつける最後のものであり、音楽を楽しめれば人生も楽しむことができるんだ」