Paul Mescal / Paul McCartney, photos via Getty Images
2月、
ビートルズ(The Beatles)の各メンバーにそれぞれ焦点を当てた4本の伝記映画が制作されることが発表されました。リドリー・スコットによると、映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の主演俳優ポール・メスカルがポール・マッカートニー役を演じることになったという。
スコットは、12月10日にロサンゼルスで行われた『グラディエーターII』の試写会で、クリストファー・ノーラン監督との会話中、ノーランから『グラディエーターII』に続いてメスカルとまた仕事をする予定があるか尋ねられ、その可能性はあると認めましたが、「ポールは実は忙しくて、次はビートルズをやる予定なんだ」と語っています。
Varietyは、この発言を受け、この映画に近い情報筋に確認すると、メスカルはまだ正式契約は結んでいないものの、実際にこのプロジェクトに参加することが決まっていると認めたという。
公式の配役発表はまだ行われていませんが、かねてよりポール役にはメスカルが最有力と言われていました。11月にはリンゴ・スター本人がバリー・コーガンが自身を演じると明かしています。またジョージ・ハリスン役はジョセフ・クイン、ジョン・レノン役はハリス・ディキンソンが演じるという噂もあります。
ポール・マッカートニー(Paul McCartney)、
リンゴ・スター(Ringo Starr)、そして故
ジョン・レノン(John Lennon)と故
ジョージ・ハリスン(George Harrison)の遺族は、この劇映画を承認し、音楽を使用することを認めています。
監督は『アメリカン・ビューティー』や『007』シリーズなどで知られるサム・メンデス。メンデス監督は4本の映画すべてを監督する予定で、ビートルズのメンバー4人をそれぞれ異なる視点から描くという。4本の映画は、1970年の解散に至るまでの歴史上最も偉大なバンドの驚くべき物語を語るために、それぞれが相互に関連し交錯するとのこと。
メンデスは監督に加え、ニール・ストリート・プロダクションのパートナーであるピッパ・ハリス、ニール・ストリートのジュリー・パスター、ビートルズのアップル・コアのCEOを務めるジェフ・ジョーンズと共にプロデューサーを務めます。
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは、2027年に全4作品を劇場公開する予定。