Nicko McBrain last show with Iron Maiden / São Paulo 7 Dec 2024
ツアーから引退した、
アイアン・メイデン(Iron Maiden)の長年のドラマー、
ニコ・マクブレイン(Nicko McBrain)。とても陽気で気さくな性格で愛されたニコを称える賛辞が仲間たちから寄せられています。
バンドメイトの
エイドリアン・スミス(Adrian Smith)は、ニコの最終公演の模様を記録した動画を「ニコは一人しかいない」というコメントを添えて投稿。
ラッシュの
ゲディー・リー(Geddy Lee)はSNSにこう投稿しています。
「僕は敬意を表して、ロック界で最も才能があり、本当に象徴的なドラマーの一人であるアイアン・メイデンのニコ・マクブレインがツアーから引退したことを祝福したいと思います。僕がこれまで一緒に過ごす機会に恵まれた人の中で、最も温厚でフレンドリーな一人です。なんて素晴らしいキャリア仲間なんだ。ニコ、お疲れ様でした!」
アンスラックスの
スコット・イアン(Scott Ian)は、1986年から続く彼らの友情について言及しています。
「1986年からニコのことを知ることができて、とても光栄に思っているよ。彼はなんて素晴らしい人なんだろう。いつも優しい言葉をかけてくれて、いつも笑顔で笑ってくれて、いつも皆が元気でいられるように気遣い、どこまでも寛大だ。
3歳のレヴェルがバックステージでニコのウォームアップ用ドラムセットを叩いているビデオの中で、俺はレヴェルに“これは誰のドラム?”と尋ねているが、レヴェルは“ニコのドラム”と答えている。ニコはバックステージの全員に、ウォームアップ用ドラムセットはレヴェルのものだと伝えていた。彼は本当に素晴らしい人だ。
ニコ、俺ら家族はすべてに感謝している。君の次の章に乾杯だ! アイアン・メイデン万歳!」
ドリーム・シアターの
マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)はSNSにこう投稿しています。
「ニコ・マクブレインがアイアン・メイデンのツアーから引退するという発表を聞いてショックを受けた。友人である彼が引退後も最高の人生を送れることを祈っている。長年の音楽と友情をありがとう、君は最高だ、ニコ!」
写真家のロス・ハルフィンはSNSにこう投稿しています。
「マイケル・マクブレインはアイアン・メイデンでの最後のステージを降りた。時の流れは、物事に突然焦点を当てるという不思議な作用がある。初めて“新しい”ドラマーを迎えてバンドの撮影を行うためにジャージー島に飛んだのが、ありきたりな表現だが、まるで昨日のことのように感じられる。彼らはそこで“Piece of Mind”となる曲を書き、リハーサルを重ねていた。彼は、ザ・ストリートウォーカーズ、トラスト、パット・トラヴァースで有名だったが、メイデンには完璧にぴったりだったので、42年も経ったというのも納得できる。
時折、愚痴をこぼすこともあったが(私の最初の著書『what are we doing this for?』を覚えているだろうか)、ニコはいつも楽しく、心温まる人で、とても面白い人だった。私のお気に入りの思い出の一つは、スコットランドのハイランド地方の荒野に彼に置き去りにされたこと。携帯電話が普及する前の話で、電話を持っていて、その夜のライヴ会場まで車で送ってくれる人を見つけるまで家をノックし続けた。私は本当に腹を立てていて、不満をぶつけるためにすぐに楽屋に行ったのだが、ニコが笑顔でドアを開けて、お馴染みの陽気なコックニー訛りで私を迎えてくれたので大笑いしてしまった。とにかく、引退生活を楽しんでほしい。十分に稼いだしね」