Gary Moore , Scott Gorham - Thin Lizzy - Live at Hammersmith Odeon, April 1979
ゲイリー・ムーア(Gary Moore)が
シン・リジィ(Thin Lizzy)に在籍した際、ギターの担当を分担した
スコット・ゴーハム(Scott Gorham)。ポッドキャスト『That One Guitar』の最近のインタビューの中で、ゲイリーとの共演について、ミュージシャンとしての自分を成長させるのに有益だったと振り返っています。
シン・リジィのギタリストの中で、スコットが最も自分の限界を超えさせてくれたと感じたのは誰だったのかと尋ねられた際、次のように答えています。
「実際、“あの連中と一緒に演奏するのが怖くなかったのか?”と尋ねられたことがあるけど、俺の答えは“いいや”だ。もし少しでも怖いと思ったなら、そもそもそこにいるべきじゃない。
君が尋ねているような質問をされたら、おそらくゲイリーだと答えるだろうね。彼は俺たちがまだ試したことのない多くのことを紹介してくれた。さまざまなハーモニーのパートなどを自分たちが手に入れるには、手をかなり伸ばさなければならなかったけどね」
こうした課題があったにもかかわらず、スコットはその経験に非常に感謝していると言っています。
「俺はただ、素晴らしいことだと思った。常に自分と同じくらいのレベルの相手と演奏していたら、いつまでたっても何も学べないからね。俺が本当に言いたいのは、少なくともいくつかの分野で自分よりも優れた誰かと一緒にいるように常に努力すること。そうすれば、自分の何かを教えることができるし、相手からも何かを学べるだろう」
結局のところ、バンドに2本のギターがあるということは競争ではなく、むしろコラボレーションであり、さらに彼が説明するように、パートナーシップなのだという。どちらの楽器も目的を果たし、バンドを形作っています。スコットは最後にこう締めくくっています。
「僕にとって、それが真のギターパートナーシップのあり方なんだ。二人が一緒に働き、一緒に学んでいるからね」