Charlie Benante (Image: © Miikka Skaffari / Getty Images)
アンスラックス(Anthrax)/
パンテラ(Pantera)のドラマー、
チャーリー・ベナンテ(Charlie Benante)はアイリッシュ・タイムズ紙の新しいインタビューの中で、業界について「ひどく裏切られた」と語り、音楽ストリーミング・サービスは「音楽が死に向かう場所」で「街角でレモネードを売った方が儲かる」と語っています。
「俺はSpotifyには加入していない。音楽が死に向かう場所だと思っている。クソみたいなゲームに付き合わなければならないから、そこに俺たちの音楽はあるが、俺はそのゲームに疲れている。
俺たちは、どの業界よりもひどい目に遭わされている。アーティストとして、俺たちは健康保険も何も持っていない。彼らは俺たちをひどく苦しめた。どうやってそこから抜け出せばいいのかわからない。たぶん、街角でレモネードを売った方がもっとお金を稼げるだろうね」
2000年のメタリカとナップスターの公の場で争ったことについて尋ねられたベナンテは、メタリカがそうした姿勢をとったことを称賛しています。
「それについては彼らが完全に正しかった。その結果がどうなったか見てみろ。当時“メタリカなんてクソ食らえ。あいつらは金持ちのクソ野郎だ”と言っていた連中がいた。メタリカは自分たちの芸術、自分たちの知的財産を守ったんだ。誰かのクソ野郎がやってきて、自分たちの芸術を奪うことがないようにね。
彼らはお金を稼いでいるのに、俺たちは芸術を作って、それをただで与えているだけだ。
音楽業界は最もひどい打撃を受けたひとつだったが、誰も何もしなかった。ただ成り行きに任せていたんだ。何の保護もなかった。無意識のうちだが、俺らが3年ごとにアルバムを作らないのは、これが理由なのかもしれない。無料で提供したくないからだ。
俺は音楽を非常に真剣に考えているし、俺がやっていることや書いていることはとても個人的なものだから、それを誰かが勝手に取るのは間違っている。
Amazonに月々12.99ドルを支払えば、Amazonで欲しいものを何でも手に入るようなものだ。
それは基本的に盗みだ。Spotifyのような音楽ストリーミングサイトを運営する人々は、アーティストから盗んでいるんだよ」