セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の
スティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)によると、元バンドメイトの
ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン/John Lydon)とは16年間話していないという。ポッドキャスト『Rockonteurs』の最近のインタビューの中で話しています。セックス・ピストルズは今年、ライドン抜きで再結成しましたが、2025年もその新ラインナップで活動を継続していくとも話しています。
「もう何年も彼とは話していない。最後に彼と話したのは(セックス・ピストルズが再結成した時の)2008年だ。俺たちはヨーロッパ各地で30公演を行ったし、いくつかのフェスティバルや日本、オーストラリアでもライヴをした。最終的にはハマースミス・オデオン、ハマースミス・アポロで公演を行い、バスク地方でもう1回ライヴをして、それで終わりだった(ライドンが参加した最後のライヴは2008年9月5日に行われました)。それで、もう終わりだ。それ以上はない」
今夏、ジョーンズは、ピストルズの
ポール・クック(Paul Cook)と
グレン・マトロック(Glen Matlock)と共に、
フランク・カーター&ザ・ラトルスネイクス(Frank Carter & The Rattlesnakes)のフランク・カーターをヴォーカリストに迎えて、セックス・ピストルズを復活させました。計9回のライヴを行い、ファンや批評家からは好意的な反応を得たという。
ジョーンズはピストルズの新ラインナップについてこう話しています。
「これは違う。雰囲気がまったく違う。まるで昼と夜だ。
彼はジョンになろうとしていない。とにかく楽しいんだ。言ってる意味が分かるだろ? 楽しさは伝わる。俺たちが本来あるべき演奏をしているんだ。それに、あいつはあちこちで飛び跳ねていて、楽しさに大きな要素をもたらしているんだ。来年、ツアーに出るつもりだよ」