Dream Theater, photo by Mark Maryanovich
ドリーム・シアター(Dream Theater)の
マイク・ポートノイ(Mike Portnoy)によると、バンドは11月23日パリ公演をライヴBlu-rayとライヴ・アルバム用に撮影・録音する予定だという。ポートノイ復帰初日公演も撮影・録音したという。ポートノイは米ラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』の新しいインタビューの中で、それについて明かし、またドリーム・シアターのメンバーとして14年ぶりに公演を行った感想も語っています。
「(10月20日に英ロンドンの)O2アリーナで行ったツアー初日公演は撮影・録音したよ。主に後世に残すためとアーカイブ用にね。でも、(11月23日の)パリ公演はライヴBlu-rayとライヴ・アルバム用に撮影・録音する予定だ。
ツアーは来年いっぱいまでは続けるつもりで、ドリーム・シアターのニュー・アルバムは2月発売予定だから、今回のワールド・ツアーは2つのフェーズに分かれることになる。最初の6~8ヶ月間は40周年記念リユニオンのお祝いのようなものになるけど、来年中頃には、次のアルバムをサポートする本格的なツアー・サイクルに移行することになるだろう。
(11月に)パリで録音するライヴ・アルバムは、おそらく2つのリリースのうちの1つになるだろうね。新しいアルバムを演奏し始めたら、きちんとしたライヴ・アルバムをリリースしたいと思っているから」
同じインタビューの中で、ドリーム・シアターのメンバーとして14年ぶりに公演を行った感想を尋ねられたポートノイは次のように語っています。
「現実離れした感じだった。再加入が発表されてから何度も言ってきたけど、俺はその瞬間を夢見ていた。何年も経ってから、みんなと一緒にステージに立つ瞬間を夢見てきた。この十数年の間に何百回も夢見てきた。そういった感情を経て、ステージに立ち、1万人ものドリーム・シアターの熱狂的なファンが一堂に会して、バンドの40周年を祝うだけでなく、このラインナップでの再結集を祝うことは、とても感動的な瞬間だった。どこを見ても泣いている人ばかりで、歌い、祝っている人たちで溢れていた。 それはただただ現実離れしていて、感動的で、素晴らしいものだった。
正直、怖かった。ライヴの前には決して怖気づくことはないが、正直、緊張した。この初公演には注目が集まっていたね。それを体験をしようと世界中からやって来る人々がいることを知っていた。ツアーの最初の公演ほど素晴らしいものはない。セットリストもわからないしね。だから、ネタバレも一切なく、曲から曲へと、次に何が来るのかとワクワクする。本当に素晴らしかった。さっきも言ったように、世界中の最も熱心なファンたちは、この最初のライヴを体験したかった。O2は巨大な会場だ。レッド・ツェッペリンが再結成公演を行った場所であり、ジェネシスが最後の公演を行った場所でもある。あらゆる意味で、ロンドンにおけるマジソン・スクエア・ガーデンだ。本当に人生最高の夜のひとつだった。ドリーム・シアターにとってキャリアのハイライトとなっただけでなく、俺ら全員にとって人生のハイライトでもあったと思う」