HOME > ニュース >

“世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男”ジミー桜井のドキュメンタリー映画『MR. JIMMY』日本公開決定

2024/10/14 18:36掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
MR.JIMMY ミスター・ジミー  レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男 (c)One Two Three Films
MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男 (c)One Two Three Films
“世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男”日本人ギタリストのジミー桜井のドキュメンタリー映画『MR. JIMMY』が『MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』の邦題で日本公開決定。2025年1月10日より東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次公開されます。

この映画の製作、監督、編集は、ジミー桜井を8年間追い続けたピーター・マイケル・ダウドが担当しています。

ジミー桜井は、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)本人からもその演奏を認められており、本作ではレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の音楽の使用が正式に許可されています。

レッド・ツェッペリン、ジミー・ペイジの“完全再現”に人生の全てを懸けたジミー桜井。ある夜ペイジ本人が演奏会場に現れ、ジミー桜井の活動を公認したことをきっかけに、彼は渡米を決意します。ダウドは以前、サイトConsequenceのインタビューの中で、この作品のことをこう話していました。

「映画の中で、アキオ(ジミー桜井)とペイジが東京の小さなクラブで対面する瞬間を見ることができる。ヨーヨー・マがバッハに出会ったようなものだ。そしてその瞬間は、アキオの人生を永遠に変えた。その夜、ペイジから受けた祝福と肯定は、アキオに日本を離れ、カリフォルニアに移り住み、やがて世界中のステージで演奏する自信を与えたんだ。

ペイジからそのような尊敬を得るために、アキオは30年間、レッド・ツェッペリンのライヴ・アレンジを丹念に研究し続けた。そして東京での一夜、すべてが結実した。ペイジがステージから20フィート(約6メートル)ほど離れた場所に座って見守る中、アキオは“Dazed and Confused”の26分のライヴ演奏をほぼ一音一音見事に再現した。それは、1973年にマディソン・スクエア・ガーデンで行われた公演への前代未聞のオマージュであり、ペイジはその作業に費やされたであろう数え切れないほどの時間を確かに認識していた。ギターの弓弾き、ギターとドラムの正確なインタープレイ、テルミンとヴォーカルの即興的な往復など、この曲には実に多くの動きがあり、まさにシンフォニックだ。ペイジがその努力を高く評価したことが、このドキュメンタリー映画での彼の楽曲の使用を承認する決断に影響したことは間違いない。まさに前例のないことだ。

この映画の制作には8年の歳月が費やされた。おそらく多くの人が、レッド・ツェッペリンの音楽に依存した映画を作ろうなんてどうかしていると思っただろう。私が世間知らずだったのか、狂っていたのか、あるいは何だったのかはわからないが、ただ、アキオの飽くなき純粋なオマージュの追求をとらえた美しい映画を作るためにベストを尽くそう、そうすればどうにかすべてがうまくいくだろうと思っていた。今となっては、それは簡単なことではなかった。しかし、私はいつも、アキオには、この物語には、そして確かにこの音楽には特別な何かがあることを知っていた。もし私がカメラでアキオの音楽的職人技に匹敵するものを作ることができれば、レッド・ツェッペリンの前例のない許可に値する特別なものを作ることができると思っていました」

なお、日本ではジミー桜井の飽くなき挑戦を追った本『世界で一番ジミー・ペイジになろうとした男』が2018年に出版されています

以下は以前に公開された映像

クリップ映像


クリップ映像


クリップ映像


海外版トレーラー映像
■『MR.JIMMY ミスター・ジミー レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男』
2025年1月10日(金)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

出演:ジミー桜井
製作・監督・編集:ピーター・マイケル・ダウド
撮影:アイヴァン・コヴァック&マシュー・ブルート
音楽録音&ミキシング:ジェフリー・ジュサン
2023年 アメリカ・日本 日本語・英語 16:9ビス 114分 5.1ch 
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム 

公式サイト:
https://mr-jimmy-movie.com/

(c)One Two Three Films