George Harrison - (Image credit: Astrid Kirchherr photographic print of The Beatles)
ジョージ・ハリスン(George Harrison) が
ビートルズ(The Beatles) の初期に300以上の公演で演奏したエレキギターがオークションに出品されます。落札予想価格は80万ドル(約1億1800万円)。
オークションを主催するジュリアンズ・オークションは、この楽器を「歴史的なビートルズ・ギターの聖杯のひとつ」と称しています。
ハリスンは1950年代後半にリバプールのヘッシーズ・ミュージックセンターでこのフューチュラマ(Futurama)・ギターを購入し、1962年にグレッチのデュオジェットを手に入れるまで、メインのギターとして使用していました。
ハリスンは、伝説的な初期のキャヴァーン・クラブでのライヴやハンブルク・ツアーなど、300回以上のビートルズの初期のライヴで、このフューチュラマ・ギターを使用しました。また1959年から1961年にかけて、ビートルズがポリドールで初めて公式に行ったレコーディングでも使用されました。具体的には「Ain’t She Sweet」と「Cry For a Shadow」で聴くことができます。
ハリスンは、このギターは「とても弾きにくかった」と語っていましたが、その「未来的な」外観を気に入っていたようです。「素晴らしいサウンドだった」と、後にジャーナリストに語っています。
ハリスンは、1964年にコンテストの賞品としてこのギターをロック雑誌に寄付しましたが、優勝者が賞金を選んだため、ギターはその雑誌の編集者の手元に残りました。このギターは2019年にもオークションにかけられたことがあります。
このギターは、リバプールのザ・ビートルズ・ストーリーで展示された後、ヨーロッパ各地の博物館で展示される予定です。オークションは11月20日から22日にナッシュビルで行われる予定です。
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