Ministry's Al Jourgensen (Image credit: Anne Swallow)
ミニストリー(Ministry)の
アル・ジュールゲンセン(Al Jourgensen)は、ある出来事がきっかけで、
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の
ロバート・プラント(Robert Plant)を「最低の男」だと考えているという。それはジュールゲンセンが1970年代にシカゴのレコード店で働いている時に起きました。英サイトlouderが、2016年にはThe Quietus誌が行ったジュールゲンセンのインタビューの中から、このエピソードを紹介しています。
「それは、自分のアイドルの1人に会って、彼がとんでもない嫌な奴だと気づくようなものだった。
俺はレコード店のWax Trax! レコードで働いていて、そのときは新入りだった。店のみんなはコンサートを見に行っていて、俺は女の子とデートの約束をしていた。でも、その夜はシカゴでレッド・ツェッペリンのコンサートがあったため、俺はロバート・プラントとその一行のために店を開けておかなければならなかったんだ。
彼らは午前1時頃まで俺を店に留めつづけ、レコードをかけさせ、俺はまるで彼の奴隷のように走り回らなければならなかった。そして、ついに山のようなレコードがカウンターに運ばれてきたんだけど、彼は“ツケにしてくれよ”と言った。俺は心の中で“ふざけんな!”と叫んだ。オーナーを呼ばなきゃいけなかった。それまでは渡すわけにはいかなかった。結局、午前2時頃にそこを出ることになり、女の子とのデートも台無しになってしまった。
俺は“ちくしょう! なんて嫌なやつなんだ!”と思った。オーナーがやって来て、25%オフにしてもいいと彼に伝えたのに、彼はそこで、方針を決める立場にない、かわいそうな店員の俺に怒鳴っている。彼は無料で欲しいだけなんだ。俺は彼のバカげた要求の矢面に立たされ、そのせいで一番ホットな女の子とのデートを逃す羽目になった。本当に最悪だった。だから俺はロバート・プラントを“最低の男”に分類したんだ」