ジャーニー(Journey)のヴォーカリスト、
アーネル・ピネダ(Arnel Pineda)は、先日の公演でのパフォーマンスを批判されたことに傷つき、そこまで批判するなら、SNSで投票を行って「辞めろ」という人が相当数あるのであれば自分はバンドを辞めると表明。反応した人の多くは「留まる」ことを望んでおり、バンドメイトのニール・ショーンは「君は最高だ」と投稿し、また著名ミュージシャンたちもピネダにエールを贈っています。
ピネダがFacebookで共有したSNSの投稿には、ブラジルで開催された<Rock In Rio 2024>にジャーニーが出演した際のパフォーマンスの映像があり、そこでは「Don't Stop Believing」で正しい音程を出すのに苦労している様子が映っています。その投稿には「ひどいヴォーカルの失敗」と非難するコメントが添えられていました。
以下、アーネル・ピネダの声明より
「改めて、今年2月からのジャーニーのライヴに来てくれた皆さん、本当にありがとうございます。皆さんには感謝してもしきれません。それだけでなく、バンドと一緒にステージに立つたびに、僕は計り知れない感謝と謙虚さ、そして名誉を感じています。
僕はこのことをよく理解しています。
https://www.facebook.com/share/v/A4eXCTecRY2Cptqi/?mibextid=WC7FNeこの世界で僕以上にこのことに打ちのめされている人はいないでしょう…。
1000もの正しい行いが、これだけのために忘れ去られてしまうなんて、本当に驚きです。そして、その舞台がロック・イン・リオだなんて…。
精神的にも感情的にも、僕はすでに苦しんできたし、今も苦しんでいます。でも、僕は大丈夫です。
だから、ここで取引をしよう。今、君たちにチャンスを提供します(特に、最初からずっと僕を嫌って、好きになれなかった人たちに)。
ここに“GO(辞めろ)”か“STAY(留まって)”と入力するだけでいい。
もし“GO”が100万に達したら、
僕は完全に身を引くよ。みんな、やるかい?
始めよう…
神のご加護がありますように。そして、初日から僕を信じてくれたファンの皆さん、友人たちに改めて感謝します」
この投稿には多くのコメントが投稿されています。その大半が「STAY」派です。
ニール・ショーンは、この件についてFacebookアカウント「The Rock Experience with Mike Brunn」が書いた投稿に「アーネルは、これらのブログを読んではいない。すべて買収されているんだ。君は最高だ!」と
コメントしています。
また、ストライパーのフロントマン、
マイケル・スウィート(Michael Sweet)は「君は僕のお気に入りのシンガーであり、お気に入りの人だ。STAYだ!」とコメント。
元ホワイトスネイクのギタリスト、
エイドリアン・ヴァンデンバーグ(Adrian Vandenberg)は「STAYだ、アーネル! 君は素晴らしいヴォーカリストだ。嫌う人たちの言うことは無視すればいい。君はスティーヴ・ペリーのお墨付きをもらっているのだから、それが本当に重要なことなんだよ!」とコメント。
TNTのフロントマン、
トニー・ハーネル(Tony Harnell)は「ツアーをするシンガーなら誰でも、調子の悪い夜を経験する。君は長年素晴らしいパフォーマンスを続けてきた。そんな投稿に気を落とさないでくれ。あのような投稿をして君へのネガティブな感情を煽るのは卑劣な行為だ。歌い続けてくれ! 君がジャーニーのために情熱を燃やし続けてくれていることに、ファンの大半は感謝していると思う。俺もその一人だよ!」とコメントしています。