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レッド・ツェッペリン75年ロンドン公演でジョン・ボーナムが使用したドラムスキン 600万円で落札

2024/09/20 12:29掲載
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LED ZEPPELIN - JOHN BONHAM EARL'S COURT 1975
LED ZEPPELIN - JOHN BONHAM EARL'S COURT 1975
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)が1975年に英ロンドンのアールズ・コートで行った5公演でジョン・ボーナム(John Bonham)が使用したドラムセットの中から、ボーナムのシンボルロゴが手描きされたバスドラムのドラムスキンがオークションに出品され、3万2000ポンド(約600万円)で落札されています。購入者の身元は明らかにされていません。

オークションは先日、英国のオメガオークションで行われました。売り手であるSimon Michalakは、添えられた証明書の中でこのドラムスキンを手に入れた経緯を語っています。

「1987年、私はウェストハムの(運送会社)Edwin Shirley TruckingのShowstars Crewing Companyで働いており、私たちは輸送用コンテナと倉庫の整理作業を行っていました。(その時の)仕事内容はすべてを運び出して“燃やす”ことでした。アリス・クーパーのギロチンや消えるキャビネットなど、数多くのアイテムを燃やしましたが、レッド・ツェッペリンのフライトケースを見つけ、その中にドラムスキンでいっぱいのものがあったとき、当時ドラムを演奏していた私は“これを全部持って帰ってもいいか?”と尋ねました。

許可が下りたので、このスキンも含めてすべて持ち帰りました。スキンを180度回転させて、それが1975年の『Song Remains The Same』のスキンであることに気づいたのは、今年(2024年)になってです。ボーナムの熱狂的なファンなら誰でも知っているように、この公演の前後では、真っ白のヘッドが使用されていました。 また、このスキンには、公演中にマイクが当たった跡も残っています」

Michalakは9月15日、レッド・ツェッペリンの公式フォーラムに投稿し、「部屋の隅に埃をかぶったまま放置しておくにはあまりにも重要な品だから」と「新しいキッチンが必要だから」という理由で、このドラムスキンを売却することを決めたと書いています。



■オークション・ページ
https://bid.omegaauctions.co.uk