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デヴィッド・ボウイのギタリスト アール・スリック、ボウイとのコラボ曲「Isn’t It Evening (The Revolutionary)」の新ミックス公開

2024/07/31 14:00掲載
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David Bowie & Earl Slick Photo: Getty Images
David Bowie & Earl Slick Photo: Getty Images
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のコラボレーター、ギタリストのアール・スリック(Earl Slick)は、ボウイとのコラボレーション曲「Isn’t It Evening (The Revolutionary) (feat. David Bowie)」の新ミックス・ヴァージョンをリリース。YouTubeほかで聴けます。

アール・スリックとのコラボレーションは1974年まで遡り、スタジオ・アルバムでは『Young Americans』(1975年)『Station to Station』(1976年)『Heathen』(2002年)『Reality』(2003年)『The Next Day』(2013年)に参加。また複数のツアーにも参加しており、それらはいくつかのライヴ・アルバムに収録されています。

「Isn’t It Evening (The Revolutionary)」はもともと、スリックが2004年にリリースしたソロ・アルバム『Zig Zag』に収録されていたものですが、今回、スリックの新しい回顧録『Guitar』の発売を記念して、新しいミックス・ヴァージョンがリリースされています。

プレスリリースによると、20年前、この曲が最初に書かれたとき、ボウイをフィーチャーすることはスリックの最初の計画にはなかったという。

「デヴィッドに僕のアルバムで歌ってもらおうとは考えもしなかった。仲が悪かったわけではない。ずっと前からの知り合いだった。思いもよらなかっただけだよ。ある日スタジオのマーク・プラティに電話してセッションの話をしたら、デヴィッドがそこにいたことがわかったんだ。僕たちの計画を知った彼は僕と話したいと言ってきた。僕は“レコーディングに参加することに興味はある?”と尋ねた。もちろん、それは馬鹿げた質問だった。パーカッションか12弦ギター(が中心の楽曲になる)だろうと思っていたものが、歌詞と素晴らしいヴォーカルを持った曲に変わった。ようやくこの曲を世界と共有できることに本当に興奮しているよ」

こうして「Isn’t It Evening (The Revolutionary)」は完成し、そして今回、1983年アルバム『Let’s Dance』のレコーディングとミキシングを担当したミキサーのボブ・クリアマウンテンによって新たにミックスされています。

スリックは「彼の死は、遠距離の友人になっていた僕にとって本当にショックだった。彼の声をミックスすることで、また彼を身近に感じることができたんだ」