オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)は今年5月、
ブラック・サバス(Black Sabbath)の最後の再結成に
ビル・ワード(Bill Ward)が参加しなかったため、サバスの物語が「未完成」だと感じていると述べ、これに
トニー・アイオミ(Tony Iommi)と
ギーザー・バトラー(Geezer Butler)が賛同しました。それから2ヵ月、ビル・ワードが沈黙を破り、声明を発表。「最後にもう一度演奏したい」と最後の公演に応じると述べています。
オジーは5月のインタビューの中で、サバスの物語の結末に満足しているかと尋ねられた際、「いや。ブラック・サバスが終わらせたんじゃないから。未完成なんだよ。もしサバスがビルともう1回ライヴをやれるなら、俺はそのチャンスに飛びつくよ」と述べていました。
その後、トニー・アイオミはビル・ワードが参加したサバスの再結成に乗り気かどうか尋ねられ、「いいアイデアだと思う。でも、みんなは“あいつら、金のためにやっているんだ”となるだろうね。まあ、そうはならないだろう。実際にやってみるのをいいかもしれないが、それが実現するかどうかは別の話だ。どうだろうね。誰にもわからない。本当に、おかしなものだよ。そうなる頃には、俺たちは90歳になっているのさ」とコメントし、ギーザー・バトラーは「もちろん、(自分にも)やりたいという気持ちはある。でも、大きな“しかし”がある。ビルと話してみないとわからないんだ。みんなやりたがっている。(でも、ワードにそれをやれる)能力があるかどうかはわからないんだ」とコメントしていました。
ビル・ワードの健康状態に関する憶測がインターネットを駆け巡る中、彼ははSNSで「76歳にしてはかなり元気だ」と述べています。
以下、ビル・ワードの声明より
「やあ
ビル・ワードはイギリスでのサバスのライヴの可能性について最新情報をチェックしている。
みんなの昔のお気に入りの曲を演奏するために参加するよ。当時演奏するのが大好きだったから、最後にもう一度演奏したいんだ。
俺の健康について公に話すつもりはないけど、76歳にしては毎日かなり元気だし、毎日音楽的に活動をしていて、とても忙しくて充実した生活を送っている。
みんな愛してるよ、いつもな。
ビル」