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ダリル・ジョーンズ、ローリング・ストーンズから「それはするな」と言われたことを回想

2024/07/07 22:03掲載
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The Rolling Stones with Darryl Jones (Image credit: Getty Images)
The Rolling Stones with Darryl Jones (Image credit: Getty Images)
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)を長年にわたってサポートするベーシストのダリル・ジョーンズ(Darryl Jones)。Bass Playerのインタビューの中で、ビル・ワイマンが録音した部分をどうやって覚えたのかと尋ねられたジョーンズですが、ストーンズはそもそも一音一音を正確に演奏してもらおうとは思っていませんでした。こう話しています。

「あるリハーサルで、ビルが“Respectable”でどう弾いていたのかわかったので、それを弾き始めたら、ミックは“なにしてるんだ?”と言ったので、僕が“ビルがこの曲で弾いていたのはこれだ”と言うと、彼は“いや、それは弾くな。聴いて感じた通りに弾いてくれ”と言っていた。

だから、僕も彼らも、そういうことをそんなに大事にしていないんだ。

彼らと初めてリハーサルをしたとき、僕はキースに聞いた。“この曲でベースを弾きましたか?”。彼は“ああ”と答えたので、僕は“ベースラインは?”と言うと、彼はこう言ったんだよ。“知らないよ。君はベーシストだろ。ベースラインは何なんだ教えてくれ!”。

彼らは僕のやりたいようにやらせてくれる。かなりクールだよね。僕はやはり曲の本質を演奏したい。ベースラインのエッセンスの中に、その曲を作るために必要なものがあれば、彼らは僕がそれを見つけるだろうと、かなり信頼してくれているようだよ。あとは基本的に僕に任せてくれている」