10ccのグレアム・グールドマンが選ぶ「これなしでは生きられない5枚のアルバム」

1 Revolver, The Beatles

「ビートルズがなかったら、ここにいないだろう。彼らは、ソングライター、ミュージシャン、プロデューサーとしての僕の行動のほとんど全てに影響を与えてくれた。彼らのアルバムならどれを選んでもよかったのだが、このアルバムには僕が書くことを夢見ることしかできないほど素晴らしい曲が入っている。No Beatles, No 10ccだよ」



2 Graceland, Paul Simon

「ソングライターでありギタリストでもあるサイモンは、僕の中でソングライターの歴代トップ10に入る巨匠だ。サイモンのソングライティングと、このアルバムで演奏し歌っている南アフリカのミュージシャンたちとの素晴らしいコラボレーションは、アパルトヘイトに対する国際的な認識を高める一助となった」



3 Long Player Late Bloomer, Ron Sexsmith

「ロンと初めて会ったのは、2011年にBBCの『Songwriters' Circle』という番組に2人で出演した時だった。彼の曲はどれもすぐに気に入った。このアルバムには何度聴いても飽きない珠玉の名曲が収録されている」



4 Absent Friends, The Divine Comedy

「このアルバムは、僕の人生の困難な時期に寄り添ってくれた。ニール・ハノンの美しい歌声と曲は、当時の僕に起こっていたことと明白なつながりはなかったにもかかわらず、僕の心を打った。このアルバムのオーケストラ・アレンジも大好きだ」



5 The Magic Garden, The 5th Dimension

「1967年にこのアルバムをもらって、ジミー・ウェッブという天才的な作曲家を初めて知った。フィフス・ディメンションは、L.A.最高のセッション・ミュージシャンを集めたレッキング・クルーを従え、彼の曲を完璧に表現している」