セックス・ピストルズ(Sex Pistols)の
グレン・マトロック(Glen Matlock)は、ある偶然の出来事のため「
ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)は好きだけど、彼女の大ファンではない」という。その理由をUltimate Classic Rockのインタビューの中で話しています。
Q:ちょっと関係ない話なんですが 最近ジョニ・ミッチェルについて調べていて、1997年に米ローリング・ストーン誌の記事でモリッシーが彼女にインタビューしているのを見つけました。モリッシーは、あなたがセックス・ピストルズをクビになったのは、あなたがジョニ・ミッチェルを聴いていて、他のメンバーがそれに耐えられなかったからだという噂について彼女に尋ねていました。私はあなたの本を読んだので、それが真実でないことは知っていますが、その噂がどこから出てきたのか、何かご存知ですか?
「モリッシーがジョニ・ミッチェルに聞いたの?彼女は何て答えたの?
Q:彼女はそんな噂は聞いたことがないと言っていました。
「俺も聞いたことがない。... ジョニ・ミッチェルは好きだけど、彼女の大ファンではないんだ。なぜ彼女の大ファンじゃないのかわかるかい?
1979年にイギー・ポップと一緒に演奏していたとき、俺たちはニューヨークに行ったんだけど、数日の休みがあったのでアート・ギャラリーのようなものに招待されたんだ。それは基本的に、ニューヨークのウェスト・ヴィレッジか何かで夕方早くから開かれる、絵画を描いている人たちのパーティーみたいなものだった。その時、俺は自分がなんでここにいるのかよく分かっていなかった。
ワイングラスを持って立っている人が何人かいた。俺は誰かとおしゃべりをしていて、別のグループの人たちも同じようなことをしていた。ちょっと窮屈だった。そのあと、(隣のグループの)ハイヒールを履いた女性が後ろに下がった際に俺のつま先を踏んだんだ。俺は“うわっ、まじか!”と思った。それがジョニ・ミッチェルだったんだ! 今でも俺の足の爪は割れているよ」