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【ジャーニー】ニール・ショーン、ジョナサン・ケインとどのように和解したのか語る 「音楽は音楽だ」

2024/07/04 09:55掲載
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Neal Schon, Jonathan Cain
Neal Schon, Jonathan Cain
ジャーニー(Journey)は少し前まで分裂の危機に瀕しているように見えましたが、訴訟にまで発展したニール・ショーン(Neal Schon)ジョナサン・ケイン(Jonathan Cain)の悪化した関係は修復され、彼らは新しいツアーを行っています。ショーンは、ロサンゼルスを拠点とする音楽ジャーナリスト、リンゼイ・パーカーとの新しいインタビューの中で、どのように和解したのかについて質問されて答えています。

「僕らはただ、音楽は音楽だと決めたんだ。僕らは何年もの間、この音楽を存続させるために本当に懸命に真面目に働いてきた。 他のことに邪魔されないように、分けて考えるようにした。僕らは何に対しても別々の信念を持っていていい。

実はジョナサンがバンドに入る前から、僕らのマネージャーが僕ら全員と決めていたルールがあったんだ。僕らの音楽に政治や特定の宗教を持ち込まないというね。

(ジャーニーの音楽は)みんなのためのものなんだから。(政治的に)なったり、分断したりすれば、いつでもファンを失うことになる。なぜそんなことをしたいんだ? ただ、誰もが音楽を音楽として楽しめるように、オープンにしておけばいいんだ」

ジャーニーの音楽はスポーツ・イベントやテレビ、映画のサウンドトラックの定番となっていますが、政治集会などでも使われています。どう思うかと尋ねられたショーンはこう答えています。

「そういうのは好きじゃない。いや、ファンじゃない。どっちがいいとかじゃない。左でもないし、右でもない。僕は真ん中にいるだけで、どちらか一方に傾いてほしいとは思わない。僕たちは中立の立場を保ち、誰もが楽しみたいものを楽しめるようにすべきだと思うし、それは誰の問題でもないと思う。

僕は音楽を政治と一緒に評価したことはない。政治と音楽は密接な関係にあるとは思わない。音楽は世界で最も偉大な伝達者であり、一方的に何らかのレッテルを貼るべきではないと思う。音楽は、誰もがそれぞれのやり方で伝えるべきものなんだ」