元ローリング・ストーンズのビル・ワイマン　9年ぶりの新ソロ・アルバム『Drive My Car』発売　表題曲試聴可

元ローリング・ストーンズ（The Rolling Stones）のビル・ワイマン（Bill Wyman）は9年ぶりとなる新ソロ・アルバム『Drive My Car』を海外で8月9日発売。

ソロ・スタジオ・アルバムのリリースは2015年の『Back to Basics』以来。通算9作目。

新作は「ワイマン独特の英米のリズム＆ブルースが見事に融合した作品」とのこと。アルバムに収録されている10曲のうち、5曲はワイマンのオリジナル曲で、その他の曲は彼にインスピレーションを与えた曲やお気に入りのミュージシャンの曲のカヴァーです。ボブ・ディラン（Bob Dylan）の「Thunder on the Mountain」、タジ・マハール（Taj Mahal）の「Light Rain」、ジョン・プライン（John Prine）の「Ain't Hurtin' Nobody」など。

さらに、CDとデジタル版限定でボーナス・トラック2曲も追加収録されます。

ワイマンのホームスタジオで録音されたこの『Drive My Car』には、ギタリストのテリー・テイラーやドラマーのポール・ビーヴィスなど、長年のコラボレーターが参加しています。

ワイマンはプレスリリースの中で、オリジナル曲について「毎日やっていることではないんだけど、部屋の隅にギターが置いてあって、それを手に取って弾いているうちに、何かがカチッとはまることがあるんだ」と話しています。またプレスリリースには「旧友を称えるだけでなく、ビルはリスナーに、アルバムの2曲に影響を与えたオランダ人ギタリスト、Hans Theesinkのような新しい才能を紹介している。直接会ったことはないものの、ビルはブルース・ミュージックに対するHansの斬新なアプローチを支持している。“彼の作品は本当に刺激的だ。彼はブルースに新しい風を吹き込んでいる”とビルは語っている」とも書かれています。

さらにワイマンは、アルバム全体のサウンドを振り返り、大きな影響を受けた人物としてJ.J. ケイル（J.J. Cale）を挙げています。

「アルバム全体にもっとも影響を与えたのはJ.J. ケイルだと思う。彼のレイドバックしたグルーヴは、いつも僕を惹きつけてやまないんだ。このアルバムを聴いた友人たちは“本当に君らしいサウンドだ”と言ってくれて、とてもうれしく思っているよ。僕は他の誰かになろうとしたことはないんだ。僕は基本的にビルなんだよ」

このアルバムからタイトル曲「Drive My Car」のリリックビデオが公開されています。

■『Drive My Car』

1. Thunder On The Mountain
2. Drive My Car
3. Bad News
4. Storm Warning
5. Ain't Hurtin' Nobody
6. Light Rain
7. Rough Cut Diamond
8. Wings
9. Two Tone Car
10. Fools Gold

[CD/Digital]
11. Sweet Baby (Bonus Track)
12. Tell You A Secret (Bonus Track)

■ビル・ワイマン公式ショップサイト
https://billwyman.tmstor.es/