ザ・フー(The Who)の
ロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)が長年取り組んでいる、
キース・ムーン(Keith Moon)の伝記映画。米Ultimate Classic Rockの新しいインタビューの中で、このプロジェクトは現在も進行中であると話しています。
「脚本はあるんだ。今、監督をチェックしていて、最高の監督を選ぼうとしているところだよ。優秀な監督は常に仕事中だからね。この映画を制作する時間がある優秀な人材を見つけなければならないんだ。かなり時間がかかっているが、生きているうちに完成させてプロモーションしたい」
数年前から『オースティン・パワーズ』や『ウェインズ・ワールド』などで知られるマイク・マイヤーズがこの映画に出演すると言われていますが、ダルトリーはまだ出演者は決まっていないと言い、こう付け加えています。
「監督がいなければそれはできないし、脚本も最終稿を書くことができない。監督と脚本がぴったり合うように、監督のビジョンに合わせて脚本を練り上げていくものだからね。だから(監督を)待っているんだ。そこから前に進んでいくんだよ」
ダルトリーは長年にわたり、他の音楽伝記映画を見てきましたが、それらは「自分がしたくないこと」について参考になったと言っています。
「他の映画もいくつか見たよ。僕はそういう伝記映画を作ろうとしているのではない。僕は映画を作っているんだ」