Frank Carter + Sex Pistols
セックス・ピストルズ(Sex Pistols)が
ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン/John Lydon)抜きで再結成。ウェスト・ロンドンの歴史的なライブハウス、ブッシュ・ホールを救うために必要不可欠な資金を集めるために、8月に特別なコンサートを2公演行います。
ピストルズの
ポール・クック(Paul Cook)、
グレン・マトロック(Glen Matlock)、
スティーヴ・ジョーンズ(Steve Jones)は、
フランク・カーター&ザ・ラトルスネイクス(Frank Carter & The Rattlesnakes)のフランク・カーターをヴォーカリストに迎えて、彼らの象徴的なアルバム『Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols(邦題:勝手にしやがれ!!)』の全曲を演奏します。このコンサートは、400人収容のブッシュ・ホールで8月13日(火)と14日(水)に行われます。
ピストルズの3人が一緒に演奏するのは、2008年9月にスペインで終了した再結成ツアー以来。
この2公演の収益はすべてブッシュ・ホールに直接寄付され、2023年にライヴの予約が24.5%減少したという同会場が今後も活動を継続できるよう役立てられます。
ポール・クック:
「俺たちは、有名なフランク・カーターと一緒にブッシュ・ホールのためのベネフィット・コンサートを行う。彼らにはサポートが必要だし、お金も必要としているから、彼らのためにピストルズのナンバーを演奏するんだ。 これが、この会場が閉鎖されるのを防ぐのに最適な方法だと思ったんだよ。
ここは俺の地元の会場なんだ。シェパーズ・ブッシュで育ったし、今もこの辺りに住んでいる。この会場がなくなるのは本当に残念だし、存続させたいんだ。だから、みんなライヴに来いよ!」
スティーヴ・ジョーンズ:
「もしうまくいかなかったら、それはポールのせいだ」
グレン・マトロック:
「スティーヴの言う通りだ...小規模な音楽会場は、新しい音楽の活力源だ。このような親密な空間でこそ、印象的な才能が輝くチャンスを得られ、バンドはオーディエンスと本当につながることができ、ライヴ・ミュージックの精神が本当に生きてくる。だから、俺たちは彼らを継続させる必要があるんだ」