「俺にとっては、ロニー(ジェイムス)ディオのヴォーカルを知ったアルバムだった。“この声は誰だ?”ってね。16歳くらいだった俺は“なんだこれは? まるでリッチー・ブラックモアじゃないか”と思った。レインボーのことを知らなかったんだ。ガレージの小さなトランジスタ・ラジオから流れてきたんだ。“リッチー・ブラックモアみたいなサウンドだ”と思って、それが終わるまで聴いていた。そしたら(ラジオDJが)“レインボーの“Stargazer”でした”と言っていた。俺は“やばい”と思ったね。史上最も短いアルバムのひとつ。アルバム全体で35分くらい。でも名盤だよ。90分の退屈なあくび祭りより、俺はこっちの方がいい。6曲の本当に信じられないような曲は、音楽の姿を変えた。本当にそうだった。ゲームチェンジャーだった。メタル界以外の人たちからは十分なリスペクトを受けていない。俺はグラハム・ボネットが歌う『Down To Earth』も大好きだよ。“Eyes Of The World”はレインボーの曲の中でも特に好きな曲の一つだ」