『ザ・ビートルズ: Let It Be』 © 2024 Disney and its related entities
ビートルズ(The Beatles)のドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』(1970年)が新たにレストアされ、5月8日にDisney+で配信されます。『ザ・ビートルズ: Let It Be』レストア版からジョージ・ハリスンをフィーチャーした約1分のミニ・トレーラー映像が公開されています。
またピーター・ジャクソンと本作の監督マイケル・リンゼイ=ホッグが、1970年のビートルズ・ドキュメンタリーの修復について語る特集映像「Peter & Michael」も公開されています。
ジョージ・ハリスン編
特集映像「Peter & Michael」
以下は以前に公開された映像
ポール・マッカートニー編
ジョン・レノン編
日本版予告編映像
ピーター・ジャクソンは、『レット・イット・ビー』を監督したマイケル・リンゼイ=ホッグが撮影した膨大な映像を使って3部構成のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』を制作しました。
そして今回、映像は新たにレストアされ、『Get Back』と同じ技術でリマスターされたオーディオを採用して再登場します。
ピーター・ジャクソンは声明でこう述べています。
「マイケルの映画『レット・イット・ビー』がレストアされ、何十年もの間入手不可能だったものがようやく再公開されることになり、本当に感激しています。
私は幸運にもマイケルのアウトテイクを観ることができ、『Get Back』の物語を完成させるためには、『レット・イット・ビー』が必要だとずっと思っていました。3部作にわたって、マイケルとビートルズが画期的な新しいドキュメンタリーを撮影している様子をお届けしましたが、『レット・イット・ビー』はそのドキュメンタリーであり、彼らが1970年に発表した映画です。私は今、50年の時を経てようやく完成した、ひとつの壮大な物語だと考えています」
マイケル・リンゼイ=ホッグは声明でこう述べています。
「『レット・イット・ビー』は1969年10月から11月にかけて準備されていたが、公開されたのは1970年4月だった。発表の1カ月前、ビートルズは正式に解散した。そして、人々は“もうビートルズを一緒に見ることはできない”という悲しみを胸に『レット・イット・ビー』を観に行った。“もう二度とあの喜びを味わうことはないだろう”と思い、この映画の印象を非常に悪くしてしまったのです。
しかし、実際のところ、これほどの大物アーティストたちが、頭の中で聴いたものを曲にするために一緒に作業している姿を見る機会はどれくらいあるのでしょうか? そして屋上では、彼らの興奮、仲間意識、グループとして再び一緒に演奏することの純粋な喜びを見ることができ、今の私たちと同じように、それが最後であったことを理解し、彼らが誰であったか、そして今も誰であるかを十分に理解し、少し切なく思いながら、これを観ています。私が50年前に撮影した映像をすべて使って、ピーターが『Get Back』でやってのけたことにノックアウトされました」
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