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ブライアン・イーノ、デヴィッド・ボウイと共作した「Get Real」を環境音を用いてリワーク 地球環境保護活動の一環

2024/04/19 11:16掲載
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David Bowie×Brian Eno - Get Real - Sounds Right Mix (feat. NATURE)
David Bowie×Brian Eno - Get Real - Sounds Right Mix (feat. NATURE)
ブライアン・イーノ(Brian Eno)は、約30年前にデヴィッド・ボウイ(David Bowie)と共作した「Get Real」(1995年)を、地球環境保護活動の一環として、環境音を用いてリワーク。新しいヴァージョン「Get Real - Sounds Right Mix (feat. NATURE)」を公開しています。

このリミックスは「Sounds Right」と呼ばれるプロジェクトの一環としてリリースされたものです。

「Sounds Right」は、環境音/自然音をレコーディングに使用したアーティストが、フィーチャリング・アーティストとして「NATURE」をクレジットすることで、「NATURE」をストリーミング・プラットフォームの公式アーティストとして扱い、楽曲の収益の一部を地球環境保護活動に分配するという新しい取り組みです。

「NATURE」をフィーチャリング・アーティストとしてクレジットした楽曲のロイヤリティの一部は、イーノが設立した慈善団体EarthPercentに寄付されます。同団体は、世界有数の生物学者、環境活動家、先住民代表、自然保護資金の専門家からなるSounds Right Expert Advisory Panelの指導のもと、その資金を「世界で最も貴重で不安定な生態系」の保護・修復プロジェクトに分配します。

イーノは声明の中でこう語っています。

「私はこれまでの人生を通して、どうすれば自分がアイデアを得た場所に何かを返すことができるのだろうかと考えてきました。音楽は自然界の音から始まりました。Sounds Rightは自然界に恩返しをするシステムを作り、地球の保全に貢献することで、この先何年も私たちにインスピレーションを与え続けることができるのです」

イーノは「Get Real」のリワーク・ヴァージョンでは、動物たちが「あらゆる窓やドアの隙間から入ってくる」ような、「自然が作品の中に入り込んだ」ようなサウンドを目指したという。

この「Get Real」のリワーク・ヴァージョン以外にも「feat. NATURE」の楽曲はリリースされています。楽曲をまとめたプレイリストあり