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ビートルズの未公開インタビューに基づいた書籍 英誌が選ぶ注目ポイント ビートルズがザ・バンドと契約しなかった理由/ポールの恥ずかしい健康問題ほか

2024/04/10 14:11掲載
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All You Need Is Love: The End of the Beatles - An Oral History by Those Who Were There
All You Need Is Love: The End of the Beatles - An Oral History by Those Who Were There
ビートルズ(The Beatles)とその家族、友人、仕事仲間の未公開インタビューに基づいた、ビートルズとその終焉の経緯に関する書籍『All You Need Is Love: The End of the Beatles - An Oral History by Those Who Were There』が海外で4月11日に出版されます。レビューした英MOJO誌は、この本の中から5つの注目ポイントを挙げています。

1980年から1981年にかけて、元アップル・コアの最高責任者(COO)ピーター・ブラウンと、作家/ジャーナリストのスティーブン・ゲインズは、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)オノ・ヨーコ(Yoko Ono)ジョージ・ハリスン(George Harrison)リンゴ・スター(Ringo Starr)、さらに、彼らの家族、友人、仕事仲間にインタビューを行いました。その記録の一部は、1983年に出版され、世界的ベストセラーとなった書籍『The Love You Make』に掲載されましたが、しかし、彼らのアーカイブには未公開のインタビューが残されていました。この『All You Need Is Love』に掲載されている未公開インタビューは、このアーカイブに残された未公開のインタビューから構成されています。

英MOJO誌は、『All You Need Is Love』から得られた5つの注目ポイントを紹介しています。

■アップル・レコード社長のロン・カスは、ボブ・ディランの元バックバンド、ザ・バンドと契約しようとしていたが、「ジョンとポールに拒否された。ビートルズには本当にエゴがあった。彼らはビートルズを延ばしたかった...4人はジェームス・テイラーに興味がなかった」

■ポール・マッカートニーが所有するスコットランドの農場で、ポールがガールフレンドの女優ジェーン・アッシャーと休暇を過ごしていた時、経営者のフィクシット・アリスター・テイラーに厄介な仕事が与えられた。「薬屋まで行ってくれる?毛じらみにかまれたんだ。ジェーンには知られたくない。薬屋では“自分のためだ”と伝えてくれ」。ビートルズの地元の事務弁護士経由で入手したこの薬は、洗羊液(ヒツジの毛の中にいる寄生虫などの病原菌を殺すための消毒液)、3ポンド、15シリングと書かれていた。

■モーリーン・スターキーが後に夫となるリンゴに初めて会ったのは、キャヴァーンの外で、彼の最初の車、中古のフォード・ゾディアック(ナンバープレートNWM 466)に乗った時だった。彼は保険も免許も持たずに運転していた。

■ある夜、ジョージ・ハリスンの家に、悪名高いマネージャーであるアレン・クライン、プロデューサーのフィル・スペクター、弁護士のマーティン・ポールデンなどのゲストがいた時、ジョージの妻パティが『ハッピー・ファミリーズ』というゲームをしようと提案した。ポールデンは「クラインは最大の手札を持っているかのようにプレイした。彼は負けた......あれはひどかった」と回想。

■フィリピンのイメルダ・マルコス大統領夫人が、1966年のマニラ・ツアーでのビートルズの不用意なスナップの報復として、警察の保護を取り下げたとき、リンゴとジョンは空港の暴徒から逃れるために修道女たちの後ろに避難した。「カトリックの国だから、修道女の後ろに隠れれば捕まらないと思ったんだ」